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いま見てるもの聴いてるもの好きなもの

noteを始めたころは会社員を辞め、図書館の窓口で働いていた。その後専門学校へ入学し社会人学生となり今は2年生だ。思ったよりよくわらない人生になってしまった。20代も半ばだし、いま好きなものを1度まとめておこうと思う。

ラジオ

1日90分くらい運転中、朝の準備、風呂、家事の間はだいたいラジオを聴いている。深夜ラジオを聴き始めたのは7つ上の兄の影響だと思う。

アルコ&ピース D.C.GARAGE

火曜の夜という絶望的にダルい夜をちょっと楽にしてくれるラジオ。ふたりの家族の話が好き。はがき職人が1番おもしろい番組だと思う。アルピーが賞レースに落ちてもラジオは楽しみ。

本当にギスギスしたりコロコロしてるラジオ。フリートークなら岩井の子どもの頃の団地の話が好き。今まで好きだったコーナーは「日常に潜むじゃがいもを見つける」「こじるりサイボーグ」「アンナの予言」「妄想学園 ターン分校」かな、全部好きだけど。ラジフェスでチキンナゲットを大食いする岩井が忘れられない。岩井の選曲もいいし。澤部はときどきすごい暗い一面が見えて怖い。

この流れで当たり前だけど24時代三兄弟の「うしろシティの星のギガボディ」も好きだった。わたしも椎茸栽培キット買いました。

ラジオから知った芸人。ずっと聴いてきたから遠い親戚みたいな気持ちでキングオブコントを観た。もぐらの白鳥の親父の話や将棋部の話、かたまりの号泣プロポーズからの離婚、大学生のときの話とか全部が全部人生じゃんってなるラジオ。ラジオクラウドで過去回も聴ける。リスナーもなんか独特の人が多い印象。ラジオ聴いた後に銀杏BOYZを爆音で流して夜道を運転するときが1番気持ちいい。

オールナイトニッポンはこの4つ。勢いのある人の話はおもしろい。佐久間さんは娘との話が好き。蛙亭は「イワクラ」のコーナーが好き。愛が深すぎる人の狂気が怖いと思いつつ、自分もそういうところあるなと思って病んだりした。Spotifyとかポッドキャストで過去回も聴けます。

OVER THE SUN =おばさんです。ジェーンスーとTBSアナウンサーの堀井さんの関係とバランスが絶妙。わかるわかると頷きながら聴いて励まされる。わたしはおばさんになるのを楽しみにしてるんだけど、その気持ちをより強くしてくれる。

最近聴くようになった。努力やケアといったテーマについて話しながらそれにまつわる小説やドラマなども紹介される。ひとつの答えが出るような話題ではないけど、話すのが大事だなと思う。

自分が普段友達と話してるような話題とノリだなって思ってる、烏滸がましいけど。自由なくるまに丁寧につっこむケムリが好き。リスナーの呼び方は「ペット」です。

まんじゅう大帝国の落語良いとこ一度はおいで | まんじゅう大帝国
https://radio.gera.fan/YJHx

GERAは聴きたいものが多すぎて追いついてない正直。まんじゅうは落語がメインであとは野球の話とかしてる。ここで紹介されてた「笠碁」という落語が好き。若手にありがちな刺激的な話が全然なくてどんなメンタルのときも聴けるラジオ。

Netflix

動画配信サービス全部入りたいけど今はネトフリ一本でやってる。

アメリカが舞台のネトフリオリジナル映画。公開されてから何回も観た。チュウとアスターの湖みたいな温泉でのシーンが美しくて大好き。言葉を巡って進む物語のなかに、英語が堪能ではないチュウの父親の存在が響く。

登場人物一人一人が大好きになる。丁寧に描かれる人間模様とイギリスの地方の風景が妙に合う。メイクと衣装も可愛くて隅々までみたい。大人っぽい性格の主人公オーティスが自分のことになると途端に等身大のティーンエイジャーになるところが好き。

https://www.netflix.com/title/80128686?s=i&trkid=13747225

韓国ドラマ。シェアハウスに住む若い女性たちがそれぞれの問題と向き合う。恋愛模様にきゅんきゅんするけどそれだけではない。すぐ近くにあるような女同士の連帯が胸にくる。身近に観たことある人がいなくて悲しい。

あと、愛の不時着とかを制作してるスタジオドラゴンが関わったドラマはだいたい好きで観てる。CJ ETMに人生狂わされてるのに子会社が作ってるドラマも好きで悔しい。エムネは絶対燃やす。

マンガ


池辺葵さんの作品はどれも好き。特にこのふたつは読んでいてぐさぐさ刺さりながらも元気が貰える。社会の中で隅っこにいるように見える人たちの意思がわたしを励ましてくれた。

両親を事故で亡くした主人公の朝が悲劇のヒロインではなく、朝というひとりの人として描かれている。セリフ回しや朝の叔母である槙生の考えがおもしろい。人生の中でちゃんと向き合わないといけない瞬間があると思うんだけど、そういうときの言葉選びとか自分の気持ちを伝える態度みたいなものが詰まってるマンガ。

大学生の頃ルキさんがわたしに似てると友達にマンガを渡された。そこからずっとお気に入りでバイブルみたいな感じ。バブルの頃の話でルキさんのような生活を今するのは無理だけど、それでも心の持ちようはこれくらい軽やかでありたいと思う。マンガをくれた友達は少しえっちゃんみたいな人です。

あとは近藤聡乃、和山やま、田島列島、高野雀の作品も好き。

最近は文芸誌の「文藝」がおもしろくてそこから派生して他の作品も読むことが多い。積読もすごい。好きな本は多すぎるから、自分の支えみたいな作品を今回は紹介する。

高校生のころ何度も読んだ。美しい少女七竈と大人になるにつれ七竈とそっくりになっていく少年雪風が旭川という地でもがいている。普通の少女として出てくる一つ下の後輩緒方みすずがわたしは好き。美しいものに美しいと正面から言える女の子。結末が好きで、わたしには希望を感じた。

森茉莉という人は本当におもしろくて大好き。同じ時代を生きたかった。好きなものへの愛とこだわりが強く詰まった随筆。大学時代周りに圧倒されて自信が何もなくなったときに出会って救われた。自分がブレた時に読む。わたしの気持ちはわたしが決めるという意志の再確認。

就職活動中の大学4年生のときに連載を読んでいて、いろんな気持ちも相まって泣いたりした。育児も仕事も家事もひとりの人の暮らしの中にあるものですべて影響し合っていて、さらに社会という基盤がある。わたしもたくさん悩みながら考えながら、物事を進めていきたい。一貫性なんてなくていい。出産、育児を書いているけど子育てエッセイという括りでは決してないと思う。


思いついたものをとにかく挙げてみたけど、わたしだなぁと思った。現実の人との関わりと同じくらい、何かを見たり聞いたりする時間がわたしを形成している。

これは好きなアイドル。創作物ではなくて人だからこの並びに載せるのは違和感あるけど、推しがいることで今の自分が出来ていると思う(大袈裟ではなく本気)。前のnoteにも書いたけど髙塚の素直さがわたしに差し込む光みたいに感じる。

もしおすすめがあったり、好きなものが同じだったら教えてほしい。わたしは人と話したいんだなというのがここ最近の気づきです。





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