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#1 かぐや〜今よりちょっとだけ豊かな日本にするために〜【メンバー自己紹介】

こんにちは!multi-Region代表のかぐやです。

multi-Regionの活動紹介をしてからあれやこれやと時が流れてお久しぶりの投稿になりました。今回から【メンバー自己紹介】を始めることにしました!

少し突っ込んだ話をすると、multi-Regionってどんなメンバーがどんな想いをもって活動しているの?というところを示すことはいろんな意味で大切だと思っています。

メンバーはただこのmulti-Regionという団体に関わってくれているというだけではなく、「人生を生きていく」中でこの一つの選択肢を選んでくれたのです。

それは運命でもあり、必然的な巡り合わせでもあり、まずは代表として、そこでこのmulti-Regionを選んでくれたメンバーに感謝と敬意の気持ちを込めて、そしてここでしか得られないものが確かにあるのだということを感じてもらえるように、この記事を書きます。

そしてこれを読んでくださる皆さんがmulti-Regionから何かしらを感じ取っていただけると嬉しいです。

ちなみに、僕は立ち上げの際に自分のアカウントの記事でmulti-Regionに対する想いについて書いているのでぜひこちらも参照してください。

というよりはむしろこちらを読んでから今回の記事を読んでいただけると嬉しいです。

◆◇10年間の部活動を通して◇◆

僕は神奈川で生まれ、記憶がないうちに宮崎の地に移って高校生までを過ごし、現在は大学で茨城県つくば市に身を置いて生活しています。

幼い頃は空手やピアノなども習っていましたが、小学5年生の時にテニスに出会い、「硬式テニス部があるところ」「勉強もある程度レベルの高いところ」を選び、公立の中高一貫校に受験して入りました。

中高時代は文字通り、“テニスか勉強か”の6年間。どちらも中途半端に終わりましたが、大学進学を考えるにあたって、スポーツを専門に学んでスポーツを楽しいと思える体育の授業をしたい、そして部活動の指導者になって宮崎のテニス界を盛り上げたいと考え、筑波大学体育専門学群に進学しました。

大学では、当たり前のように部活動に入部し、様々な葛藤がありましたが、結局4年間部活動を続けました。大学では競技志向というよりは自分の成長という視野で部活動に関わっていましたが、中高時代は、勝つことを一番に目指して練習をしていました。そのため部活動内で意識の違いに悩んでいた経験があります。

そんな僕がなぜ地域活性化に目を向けるようになったのか。それは部活動が関係しています“価値観の差異”がある中で僕は「ただ楽しむ人より優勢である」という意識を持っていました。多様な価値観があり、それらは平等であるはず。そこに優劣はあってはならないのに、そう思っていない自分がいました。

そんな僕にとって衝撃的だったのが、大学2年生の講義で言われた言葉でした。

「なぜみんなは『勝ちたいと思っている人』が『楽しみたい人』よりも上だと思っているの?」

教授の言葉にはっとさせられました。そして過去の自分を悔いました。もちろんあからさまに見下していたとは思っていません。でも、、、自分の方が偉い、と勘違いをしていたのです。

そのことに気づくと同時に、別の疑問が湧いてきました。

そもそも仕組み上、部活動の中で多様な価値観が混じり合うことはできないのではないか。

そこから体育・スポーツ経営学を学ぶようになり、地域一体型のスポーツ文化サークルとして設置されてきた“総合型地域スポーツクラブ”の事例を知り、それらは全て地域活性化に結びつくものであると考えるようになりました。

そして、昨今の少子高齢化に伴う地方衰退、地域の消滅、教員の働き方などの課題について考えるようになり、現在の活動に至りました。

これらはもちろん、点と点を結びつけて考えているだけなので、その時の感覚とずれている可能性がありますが、僕の関心の移り変わりはなんとなく、こんな感じです。

僕は、「地元をなんとかしたい」という気持ちが強いわけではありません。“地元愛”というものについてはまだ、理解できていません(理解できる時が来ると信じている)。だから「地元で何かをしたい」という方を尊敬しています。僕もその感覚を持てるように成長していきたいなぁと思っています。

◆◇多様な分野をかけ算する◇◆

僕は、スポーツや教育を通して地域活性化という視点に辿り着きました。それはそれで一つの手段になると考えています。

しかし自分以外の視点から活動を展開して、地域活性化を体現している事例も無数にあります。僕が得ることのできない経験があり、感性があり、想いがあります。

自分にできること、できないことがある。それは皆平等であり、だからこそそれぞれの活動に価値があり、尊いのだと考えています。

厳しくいうと、自分の考えていることは狭い。だからこそ、そこに縛られずにもっと広い視点で活動の選択肢を広げることが大事だと思いました。

より多くの視点を取り入れて地域づくりを考えていくことが、持続可能で活発な地域・地域コミュニティを築くことができるのではないか。

そう考えて、“多様な分野のかけ算で地域を創造する”というvisionを掲げています。

コミュニティメンバーは120名を超えましたが、各々の実践を紹介し合うコミュニティではありません。しかし、定期的に普段は知り得ない他分野の事例の情報を取り入れたり、そこで繋がりが生まれたりすることで、ちょっとでも視野を広げる機会が増えると良いなと思っています。

◆◇答えを探し続ける◇◆

先日のお話ですが、広げることを重視してきたあまり、深めることが疎かになっていたということに気付かされ、広げるためには深めることが大切だし、深めるためには広げることが大切だと考えるようになりました。

どちらも良い。

でもどちらかだけでは良くない。

予測不可能で変化の早い時代であるため、誰にも正解は分かりませんし、常に自分をアップデートし続けることが大切だと考えています。

試行錯誤の毎日ですが、自分の成長のために、180度転換した考え方を落としこんんだり、自問自答を繰り返したり、できることをやっていきたい。そんな想いです。

こんなことを言うと、意識高い系だと思われがちですが、「ただ、やりたいことをやっている」。と言ったら変でしょうか。

メンバーに対しても、“やりたいことをやりたいだけやる”ということを意識して伝えています。逆にいうと、やりたくないことはやらない。もちろんやりたいことのためにやらなければならないことはありますが、そこに「楽しさ」を見出して活動を進めていくこと。これが持続可能のキーポイントだと思っています。

そんなmulti-Regionでの活動にこれからも自分が一番注目しています。ものすごく頑張っているわけではないけど、着実に進んでいる状態。これが今の状態だと認識しています。

3000字近く書いてしまい、メンバーへプレッシャーを与えてしまわないか心配です。みんな心配しないで。自己紹介、一言でもいいんだよ。

最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。では、次回以降のメンバー自己紹介もお楽しみに!

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<プロフィール>
筑波大学体育専門学群4年。体育・スポーツ経営学を専攻し春から大学院へ進学。大学の授業を通して部活動や教育など社会的な課題から「地域づくり」に関心を抱き2020年9月にmulti-Regionを立ち上げ、中高大の15名で運営中。多様性・居場所・選択肢をテーマに「今できること」にフォーカスした活動をしている。小学校および中高の保健体育教員免許取得中。学習サポーター、学童支援員、家庭教師として働く。その他Teacher Aide茨城支部長として毎週イベント開催、1on1、スナックかぐやも開催中。
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