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なんとかなるさ

私の好きな言葉の紹介です。今回は特に格言やことわざでもなく、日頃、意識的によく使っている言葉です。

私の子供の頃はビビり症で何事にも及び腰でした。緊張しやすく悲観的に物事を考えるのは今でもそうだと思います。

この言葉との出会いは、ぎりぎりで就職を決めた友人が言った何気ない言葉
「なんとかなるし、俺はなんとかするから」
その時、かっこいいこと言うヤツだなぁと感心して、私も真似して使うようになりました。

その後、私は無茶をして、病気になるという手痛い経験をしました。色々ありましたが、結果的にはなんとかなりました。人間、収まるところには収まります。

病気の発症から社会復帰までの話は⇩からどうぞ


色んな方々に迷惑をお掛けして今もこうして生きているわけですが、私には「なんとかする」力はありません。家族含め周りの皆様に助けられて、なんとかなりました。

その事に甘えていていいのか?

という意見もありそうですが、私は良いと思います。全部が全部、自分でなんとかするのは無理があると思います。人の助けを借りるのも、一つの対人スキルだと思っています。

私にはたくさんの恩人が居て、それぞれに恩返しをしようとすると返しきれません。なので、私は諦めました。

恩返しを諦めたわけではありません。私は社会に少しでも恩返しをすることで、廻り廻って恩人に恩返しをするということに決めています。それが私に出来る方法だと信じています。


話は変わって、
私は病気のせいか、今でもよく精神的にダウンする事があります。「メンタルダウン」とよんでいます。

メンタルダウンの時は一日中寝ていたりします。家族とさえ喋るのは億劫になり、ぼそぼそと聞かれたことだけ喋るような感じです。

そんな中でも仕事があったり日々の暮らしをしていかなければなりません。

将来を不安に思い、ネガティブな思考をコントロールすることは非常に難しいです。

それでも私には気持ちが切り替わる瞬間があります。

「なんとかなる」

この魔法の言葉を唱えた時、現実の世界に自分を連れ戻すことができます。

「なんとかなる」は自分が調子を戻す時によく使う言葉なんです。

それだけでは無いんです。

一歩の勇気を踏み出すことが出来ない時、「なんとかなる」は心強い味方になります。

不安な気持ちを緩和してくれます。
そして、大抵のちょっとした事はなんとかなります。

不安な事を勇気を出して行動した結果、なんとかなった。そういう経験を積んでいくと、これもなんとかなるかも?という事が段々と増えていきます。

すると行動の選択の幅が広がっていきます。

すると増々、「なんとかなる」の現実味が増していきます。

ここまで良いことばかりの「なんとかなる」ですが、注意点として、依存症などの病気の人には、あまり有効な言葉ではないかもしれませんね。

最後に、
自分に語りかける言葉「セルフトーク」が自分という人間を形作ります。是非、セルフトークをコントロールして、自分を理想の自分に近づけてくださいね。好きな言葉を作ることはその手助けをしてくれます。皆さんには好きな言葉がありますか?どんな言葉を自分に語りかけていますか?どんな言葉が好きですか?

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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