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国際男性デーをきっかけに考える、一人一人の生き方・働き方について〜マルチブック社によるインクルージョン&ダイバーシティーの取り組み〜

こんにちは、マルチブック広報担当です。

本日は、11月17日に行われたマルチブック社(以下、当社)の国際男性デーに関する取り組みについてお知らせいたします。



※3月8日、国際女性デーでのマルチブックの取り組みはこちらをご覧ください。

国際男性デーは、毎年11月19日を記念日とし、1999年からトリニダード・トバゴにて始まりました。男性と男の子の健康に注目し、性の関係を改善し、性の平等を促す肯定的な男性のロールモデルに光を当てることを含んでいます。コミュニティー、家族、結婚および育児に関して男性と男の子への差別に光を当て、その問題に取り組み、解決していくことであり、国際男性デーの最終的な目標は普遍の人道主義の価値を促進することである。と考えられています。

当社ではこの日をきっかけに、インクルージョン&ダイバーシティ(以下、I&D)をより推進していくために、20名ほどの社員がオンライン・オフラインで集まり意見交換会が実施されました。

意見交換会ではそれぞれの社員が今までに体感したこと、現在感じていることについて、役職に関係なくフラットに意見を交わしました。

<意見交換会テーマ>
①男性の生きづらさ、感じますか?
②”男らしさ””女らしさ”と聞いて何をイメージしますか?
③「ジェンダー平等」について思うことを教えてください。
終わりに

それぞれのテーマでどんな話題が出たか、簡単にではありますが一部意見をご紹介します。

(以下各個人の意見や経験です。多様な価値観を当社では尊重していますが、当社全体での見解ではないことをご了承ください。)


①男性の生きづらさ、感じますか?について

最初のテーマは、『男性の生きづらさ、感じますか?』というテーマでした。

・男性だから〇〇をしなきゃいけないというプレッシャーを感じたことはありますか?
・女性が羨ましいと思ったこと、逆に男性でよかったと思うことはありますか?

などの質問に対し各社員の考えを共有しました。

下記は、各社員が感じていること考えの一部になります。

・男性であることを苦に思ったことはあまりない。

・男女差というより、世代差もあるかもしれない。昔はもっと、男性は強くないといけないという風潮があった。

・レディースデーやレディースセットなどの優遇は正直羨ましいなと思うこともある。

・(↑の意見に対し、)レディースセットは頼んでみたら、男性でも頼めるところも結構多い。

・男性は、適当な服や髪型でラーメン屋や、牛丼屋にふらっと入ることができるが、女性はそうもいかないかもしれないので、男性の方が気楽。

・女性はトイレの列が長くて大変だなと思う。

などの意見が出ました。
当社ではあまり男性だから大変だ・プレッシャーを感じるという声は上がらなかったものの、時代の変化とともに男女に求められる役割の垣根がなくなってきていることは事実だという意見は多くあり、興味深かったです。



②”男らしさ””女らしさ”と聞いて何をイメージしますか?

次のテーマは「男らしさ」「女らしさ」についてです。

「美容男子」「料理男子」「リケジョ」という言葉を聞いてどう感じますか?
「女子力高いね!」と言われたことありますか?

といった男女差を分けるキーワードについてどう思うのかという議論がされました。以下各社員のコメントです。

・男らしさ=「体力」「力強さ」だと思う。

・なんとなくパンケーキをおじさん3人で食べに行くのは気が引ける。

・料理のできる男子はプラスの印象がある。

・男子が料理ができなくてもマイナスにはならないが、女子が料理できないとマイナス印象を持たれることがあるのではないか

・マスクで肌荒れは起こしているけど、男性が化粧品を使ってお手入れをすることに抵抗がある。

・若い世代の男性たちは化粧品を使うことに抵抗は少ないのではないだろうか。大学生の息子が身だしなみとして化粧をしているのを見たことがある。

・化粧品は使わないけど、髭や髪の手入れなど身だしなみには気を遣っている。

・朝食にフルーツとヨーグルトを食べている話をしたら、「女子力高い」と女性に言われた。「女子力高い」って男性にとって褒め言葉なの?

同じ行動をしても性差によって男性らしい・女性らしいなどの感想が出る体験は、日常的には気にしていなくとも、今回のように時間をとって振り返ると多くの社員が経験していることのようですね。


③「ジェンダー平等」について思うことを教えてください。

最後に、「ジェンダー平等」についてです。
日本はジェンダー平等の指数が世界で116位と低い位置にいます。男性の立場からこの問題についてどう感じているのかとの問いに対し、以下のような意見が出ました。

・会社が男女問わずキャリアの空白期間を設けても戻って来れる環境を作ることが大事。

・年代によって考え方・価値観が分かれているから、今後ジェンダーの平等化は加速していくのではないか。

・マルチブックは"男性だから、女性だから"という固定概念が少ない社風だと思うし、それは今後も続けていかなきゃいけないと思う。

・社員が協力してお互いのライフステージを尊重しながら働ける職場づくりをしていきたい。

多くの人が積極的に意見を出し、それを受け入れる会社の文化を象徴するようなイベントになったかなと思います。

最後に、I&D推進担当、早嵜さんのコメントです。

『オンライン・オフラインどちらも可ということで行い、それぞれ業務で多忙な中、予想していたより多くの社員の参加があり嬉しく思いました。
I&Dに取り組み始めてから今回が初めて性別関係なく話し合いをする機会となり、それぞれの視点からの話を聞くことができ興味深かったです。
社員のI&Dに対する意識は高まっていると感じます。オープンで開かれた会社であり続けるために、今後もこのような機会を持ちたいと思います。』

早嵜さん、企画進行お疲れ様でした!!マルチブックでは今後も各個人のダイバーシティを尊重し、一人ひとりにとって働きやすい職場づくりに取り組んでいきます。


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