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国際女性デーをきっかけに考える、一人一人の生き方・働き方について〜マルチブック社によるインクルージョン&ダイバーシティーの取り組み〜

こんにちは、マルチブック広報担当です。

本日は、先週3月8日、国際女性デーに行われたマルチブック社(以下、当社)の取り組みについてお知らせいたします。

国際女性デーは、1975年、NYでの婦人参政権のデモをきっかけに、国連が「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱したことから始まりました。2022年3月8日国際女性デーのテーマは、「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」です。国連では、気候変動や防災におけるジェンダー平等推進を今年のテーマとしていますが、

当社ではこの日をきっかけに、インクルージョン&ダイバーシティ(以下、I&D)をより推進していくために、社内の女性が集まり意見交換会が実施されました。


※当社のI&Dに対する考え方や現在までの取り組み、今後の活動については、会社ホームページの社長ブログをご覧ください。


意見交換会では国際女性デーのシンボルであるミモザの花のイエローを身に纏う「サムシングイエロー」を行いながら、それぞれの社員が今までに体験したこと、現在感じていることについて、役職に関係なくフラットに意見を交わしました。

<意見交換会テーマ>
①ジェンダーに関するバイアス
②女性の生き方・働き方について
③今後自身がどういった生き方・働き方をしていきたいか
終わりに

 それぞれのテーマとどんな話題が出たか、簡単にではありますがご紹介します。

(以下各個人の意見や経験です。多様な価値観を当社では尊重していますが、当社全体での見解ではないことをご了承ください。)

①ジェンダーに関するバイアス


・フルタイム+家事+育児をこなすワーキングママってすごいと思った時に、性差に関わらず仕事と家庭の両立は考えていく必要があると友人に言われ、自身の中のバイアスを感じた。

・子供がいる家庭の場合、企業の面接で女性は子供の緊急時について聞かれるが、男性は聞かれないのではないか?

・保育園の送り迎えは昔はほとんど女性だった。今は男性も増えているのを実感する

・求人サイトでの◯◯歳までの年齢を明記した応募制限や、他企業の面接で結婚予定の有無を聞かれたことがある。

・男性の多い職種だが、以前の職場ではむしろ女性だから、若手だから早めに帰ってもいいよと言ってもらえることが多かった。



②女性の生き方・働き方について


・前の職場で女性のプロジェクトチームリーダーと一緒に働く機会があり、キャリアがイメージしやすかった。

・良い仕事・会社の利益のために個人をうまく活かした職場環境があったら良いと思う。

・家庭がある人の場合、パートナーとの話し合いが大切だと思う。知り合いの夫婦は曜日担当制で会社の飲み会の出席などを決めていた。夫が専業主夫で妻が大黒柱の家族もある。

・平等を求めるなら、自分が女性である事を都合よく捉えないことも大切だと思う。

・男性の育休取得率は12%。育児・介護休業法など社会の動きにも関心を持っていきたい。

・子供を産んで一度仕事を辞めてしまうと世の中的にそもそも職に就くまでのハードルが高いのかなと思う。それまでの環境のような再就職はなかなか難しいのではないか。

・前職の女性マネージャーには家事代行・ベビーシッターなどを使っている人もいた。費用はかかるが家事育児をアウトソーシングすることも1つのやり方だと思う。

・以前、別企業で一緒に働いていた香港やシンガポールの同僚に、住み込みの家政婦さんに家事や育児を手伝ってもらうことは普通だと言われた。

・タイで働いていた時には妊娠=仕事を辞めるという考えはほとんど無いように感じた。現地の友人には産前産後で90日など、出産直前まで働き、復帰後もフルタイムで働いている人もいた。

・男女の差別は良くないけど、体の仕組みの違いなど、違いがあるのも事実なので、そこをリスペクトしあった上で平等を目指したい。

③今後自身がどういった生き方・働き方をしていきたいか


・海外旅行しながらワーケーションしたい。PC一台で仕事ができれば好きなところで働けるし、パートナーが転勤しても問題ない。

・リモートワークについてはマルチブック社内での実績もある。ライフイベントや個人の価値観によって、働く場所や働き方を自分で選択できるのが理想。

仕事も子育ても、自分の時間も持ちながら働きたい。今一緒に働く社員を見ていて、時間の使い方が上手だなと思う。

・男女関わらず人生何が起こるかわからないので、どんな状況においても、本人が望むなら仕事を諦めることのない環境があると嬉しい。

・様々なライフイベントに対して、会社からサポート体制があるとパフォーマンスも発揮しやすいし、長期的に働きやすいと思う。

・環境変化がいつ起こるかわからないから、柔軟に対応できるようにしたい。変化に適応できるものが一番強い。

リスキリングという言葉が話題になっているように、今後自分が望むキャリアを手にするには、スキルアップや、自分を磨いていく必要があると思う。

・今後マネージャーや、チームを持つポジションなどの経験を積みたい。ロールモデルが身近にいると良い。

終わりに

・I&Dアンバサダー、早嵜さんのコメント

「リモートでの参加も含め、11名の参加者で行いました。それぞれに日頃考えていること、感じていることを共有し合い、新たな学びを得ました。若い世代の社員たちにとって目指すロールモデルが少ないのも現実。年長者として自分に何ができるのか、改めて考える機会となりました。今回は女性のみでイベントを行いましたが、次回は性別関係なく意見交換する場を持てたらと思います。」



今回の意見交換会は当社初の試みでしたが、一人一人が今後どう生きたいか、働きたいか、改めて考えるきっかけになれば幸いです。当社では今後もI&Dを推進していき、誰もが自分らしく活躍できる環境づくりに社員全員で取り組んで参ります。
最後に全員でBreak the bias(偏見を打ち砕こう)のポーズで記念写真を撮りました。


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