雇用されるだけが生き方じゃない。障害特性があるからこそ、起業するという選択肢で自分らしく生きるポイントとは

株式会社ジェー・シー・プラス（JCP）小池です。

遅ればせながら、clubhouseに乗り出しました。

登録してからも"公開電話みたいだな"程度にしか思っていなかったのに、ふらりと入った大部屋で「練習だと思って話してみませんか？」と言う呼びかけに率先して会話に参加したことをかわきりに、フォロワーが１週間で100人に増えたことがきっかけです。

あ、すみません、私にしては大事件でした。

不思議なことは、Twitterの文字や写真で自分の想いを発信しても、なかなか手応えのあるレスポンスが得られなかったのに、リアルタイムの声で届けるだけで急にオーディエンスと距離が縮まる感じがするのです。

これは良いかも・・・

以前から、障害者雇用制度について、企業関係者・支援者・当事者はもとより、社会全体で認知されていないことが気になっていました。

そのため、まずは試しに「障害者雇用啓蒙活動」を勝手に立ち上げてしまえーっと思って、「障害者雇用」のクラブを立ち上げてお昼休み配信を始めました。

はじめは「障害者雇用基本のキ」というオーソドックスなテーマで、法律にちなんだ障害者雇用促進法や法定雇用率のお話をさせていただきました。

視覚障害の方がかなり多く聞いてくださっていたのは、音声SNSの特徴のように感じられたのも興味深かったです。

そのうちに、ご参加の方から様々な障害者雇用に対する想いを聞かせていただく機会が増え、都度テーマを設けて開催することにしました。

「障害者の差別禁止と合理的配慮の提供義務」「障害者雇用がもたらす企業メリット」などのテーマに話しましたが、それに関して詳しくはまた別途取り上げることとします。

前置きが長くなりました。

2021年6月21日（月）は、はじめてゲストをお招きし、対談形式でお届けしてみました。

記念すべき第１回目のゲストは、株式会社START＆ACTIONの堤周平社長です。ご多忙のところ、私のよくわからない無茶振りを快く引き受けてくださりました。

堤社長は大学ご卒業後、システムエンジニアとしてご勤務されていたところ、周囲との関わりに問題が生じるなかでうつ病を発症され、その後、発達障害（ADHD）のご診断を受けられました。

しかし、小学生のころからプログラミングに興味を持ち、将来はプログラミングで様々なサービスを世に送り出したいという強い想いがあった堤社長は、大学で既に経営学などを学んでいたこともあり、発達障害の診断が逆に起爆剤となって、起業に踏み切ることになったと言います。

事業を通して、メンタル不調に関連するサービスを開発したい、また、自分と同じように社会で生きづらさを抱えている人々の自己実現のお手伝いをしたいという想いが原動力になったそうです。

雇用されることだけが、生きていくための手段ではない。障害を持ちながら、起業と言う選択肢で働くために必要なことは「仲間」と語る堤社長。

そんな堤社長が今、力を入れていることのひとつが、ハッタツキャンプだそうです。過去に、ご自身がキャンプファイアを囲み語り合うことで、自然と閉じてた心の扉が開いていくのを感じたと言います。

2021 年7月17日(土)に南足柄市のキャンプ場で、第一回目のデイキャンプを企画されているということなので、情報を得られてみてはいかがでしょうか。南足柄市のキャンプ場で、第一回目のデイキャンプを企画されているということなので、情報を得られてみてはいかがでしょうか。

⛺ハッタツキャンプ　https://hattatsu-camp.com/　Twitter

最後に、その昔、自分を支えようとしてくれた人たちに対してすら、自身の特性が理解できずこじれてしまった人間関係を、仕事を通していつか分かち合える日が来ればと願っている堤社長。

素敵な想いと夢を聞かせていただきました。ありがとうございました。

株式会社START&ACTION 代表取締役　堤周平氏
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６月は勝手に強化月間

勝手に始めて勝手に終わるclubhouseの「障害者雇用啓蒙月間」も佳境を迎えております。7月ももう少し継続したいなと思い始めておりますので、私のモチベーションの維持のためにも、レスポンスしていただけると嬉しいです。6月30日（水）のお昼休み配信は、秋葉原社会労務士法人脊尾大雅先生をゲストにお招きしますので、こちらも通知を取っていただければ嬉しいです。https://www.clubhouse.com/event/M5GN77Dl

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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