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10月のひとりごと タイから始まり、逃げるように忙しいひと月

こんにちは、まゆです。

月末恒例の雑記の日ですね。毎日投稿では何かしらタイトルに沿ってまとまった文章を書いている(つもり)だけれど、今日はだらだら〜っと好きなこと書きます。

今日の一枚

祖父の家で柿とぶどうを食べました。
これぞ秋の味覚。


なんだかこの10月はいろいろあって、いろんな感情にさらされて、充実はしていたけれどあっという間に過ぎていきました。

そもそも10月が始まったときには私は日本にはいなくて、それは遠い昔のように感じられます。

タイに行ったとき、2年以上ぶりの念願の海外だったから、見知らぬ土地に降り立ったときのうわついた感動に久しぶりにこころが震えました。

ああ、これだ。

私が求めるものと日常のすれ違いを感じていた数年間に、やっと折り合いがついたのだという気がします。

けれども、タイにいても日本にいても、私のそばにはずっと罪悪感が付き纏っていて、それは先月亡くなった祖母への気持ちでした。

今どう生きるかに感じるものではなく、過去何をしたかに囚われて過ごす日々が続いて、非常に不安定な1ヶ月でもありました。

未来はどうとでもできる、大丈夫という根拠のない前向きさを持っている私も、過去を取り返せない事実にこんなに打ちひしがれるとは思っていなかったのです。

私は今まで失恋もフリーターも受験の失敗もいろいろあったけれど、後悔しているものがひとつもなかったから。

だから、人生でいまのところ最も大きな後悔なのです。そして、人生一の罪悪感でもあります。

こういう文章を書き続けてしまうことに、読んでいただく方への申し訳なさもあるからなるべく暗くならないようにしたいのだけど、これが私のすごく本音だったりします。今のリアル。

文章を書き続けることって、とてもリアルなことだなあって思います。

私はエッセイを書くからなおさらかもしれないけど、フィクションでもきっとそうだと思う。

その人の視点とか語感とか喜びとかいたみとか、言葉だけじゃなくて感覚から織り込まれていくものだと思うからです。

ひとこまずつの人生を進む中で、その時の私にしか書けないことってきっとあるよね。

それが書き続けるってことだよなあと思いながら、10月の締めにします。


では、また明日からも読んでいただけたら嬉しいです。



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