見出し画像

初心者が学ぶべきWebマーケティングの基礎情報

はじめに

今回は、初心者の方向けに記事を作成してみました。これからデジタル広告業界に勤める方、勉強したい方に超絶基礎情報を記載しました。この内容が頭に入っているとスタートダッシュが切れるかと思います!ただし、すごく基礎的な情報なので、理解出来たらここからさらに深堀することをオススメします。

では、以下より記事スタートです!

2019年にインターネット広告費がテレビメディア広告費を初めて超えたというニュースが話題になりましたが、オンライン(Web上)での施策・コミュニケーションは今度さらに重要になってきます。

今回は、初心者の方向けに初めに学ぶべきWebマーケティングの基礎知識を纏めています。よくWebマーケティング・デジタル広告の変化は激しく、毎日何かしらのアップデートが行っていると聞くこともあるでしょう。確かに事実です。私も含めて専業で担っている方もキャップするのに苦労していると思います。

ただ、基本的な知識の部分の変化はないと思っているので、しっかり基盤を作っていくことがまず重要だと思っています。これから多くの案件を担当し、肉付けしていくのにまずは基本的な部分から学びを始めましょう!

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、その名の通りWeb領域で行うマーケティング活動のことを言います。ご自身のサイトや広告主のサイトを軸に、販売活動やブランディングの促進を目的としてWebマーケティングが存在します。サイトを軸にすると記載致しましたが、必ずしもサイトではないと思っています。Web ≒ デジタルにもなりますので、デジタル広告を活用してマーケティング活用を行うのもWebマーケティングの一貫になるでしょう。

少し余談ですが、「Web」って誰が作ったかご存知でしょうか!?Webというものを初めに作った方は、イギリスのティム・バーナーズ=リー博士という方です。URLの前方にあるwww.というもの開発しています。なぜ、ティム氏は、このシステムにwwwという名前を付けたのでしょうか。

その由来は、世界中に広がる情報網が「クモの巣」のように見えることから「世界中に広がるクモの巣」=「World Wide Web」がwwwとなったらしいです。我々は当たり前にウェブを活用していますが、ウェブが誕生した歴史や由来も遡ると非常に面白いものがあると思います!

Webマーケティングを行う為の基本用語

Webマーケティングの基本的な用語は、必ず覚えといた方が良いです。会話する際に飛び交う、基本中の基本の言葉になりますので、即答で意味を理解していないと会話についていくことは難しいでしょう。

もちろん以下に纏めていること以外にも用語はたくさん存在しますので、都度不明な点が出てきましたら調べて覚えることをオススメします。

用語も含めて詳しく纏めている記事があるので、以下にリンクを貼っときます。

また、特にメディアを活用する際は、必ずプラン表が存在します。例としてExcelを作成したので、用語の意味と一緒にどのような計算方法になっているのか学びましょう。

メディアプラン 例

念のため、必要な計算式を記載しときました。

・CTR = Click ÷ Imp
・CPC = Cost ÷ Click
・CPM = Cost ÷ Imp × 1,000
・Reach = Imp ÷ FQ
・VTR = View ÷ Imp
・CPV = Cost ÷ View

Webマーケティングの実務内容とは?

Webマーケティングなどの商品やサービスを購入してもらう為には、まず必ず戦略立案から始めます。「誰に」「どんな価値を」「どのように提供するか」ということ定めながら戦略を練り、以下の「集客活動 → 興味関心を促す(コンテンツ)→アクションしてもらう」ということを検討していきます。

マーケティングフロー

広告 戦略立案について以下の記事で纏めています。

集客活用やコンテンツ、購入してもらうというそれぞれのパートも重要になります。それもすべて戦略立案があっても施策となりますので、まずは基盤になる戦略を立てることが大事だと考えます。

集客施策

ウェブサイトを準備してもユーザーがサイトに訪問しない限り、CV(成果)には繋がりませんので、集客活動は非常に重要です。もちろん、コンテンツ部分も戦略立てて制作することが必要ですが、集客活動が出来ていないと何も始まりません。集客する手法が多く存在するので、どのようなタッチポイントがあるのか覚えた方が今後のプランニングに役に立ちます。

SEO(検索エンジン最適化)
SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとって、「SEO」と言います。GoogleやYahoo!にて特定のキーワードでの検索結果上位に特定のWebページを表示させる技術手法です。

リスティング広告との違いですが、即効性が強く、ある程度コントロールが効くが「あくまで広告」のリスティングに対して、SEOはアンコントローラブルではあるが継続性があり常に表示され続け影響が強い施策です。

SEO リスティング広告

サイト誘導数の部分でリスティング広告よりもSEOの方が高いと記載していますが、SEO上位のページのクリック率は下記と言われています。パーセンテージはCTR(Click Through Rate)です。(2017年のデータ)

画像4

リスティング広告
SEO同様に、GoogleやYahoo!の検索結果に表示される「広告」がリスティング広告です。SEOとは異なり、キーワードベースのオークション形式で広告が表示され、クリック課金になります。(キーワードによって異なりますが、1クリックで料金が発生します)

アドネットワーク広告
広告が掲載可能なWebサイトを多数集めて「広告配信ネットワーク」を形成し、Webサイト上で広告を配信する広告配信手法です。純広告のように1つ1つ広告を掲載依頼しなくても、アドネットワークという手法を活用することで、多くの広告枠に出向することが可能です。媒体で言うとGoogle AdsやYahooディスプレイアドネットワークが馴染みあるかもしれません。

アドネットワーク広告

SNS広告
Facebook・Instagram・Twitter上に広告を配信することが可能です。Facebook(Instagram)とTwitterそれぞれでターゲティングの種類と使い方、クリエイティブなどが異なりますので、情報を整理する必要があります。

ソーシャルメディア(オーガニック)
InstagramやTwitterの公式アカウントのことです。広告ではないので、まずフォロワー数を獲得する必要があり、アカウントをどのように運用していくのか、戦略立案が必要になります。

リマーケティング
過去に1度以上ウェブサイトに訪れたユーザーに対して、再度広告を配信することを「リマーケティング」と呼びます。よく、あのサイト見た後にあの企業・ブランドの広告を良く見るなと経験した人も多いでしょう。それは、「リマーケティング」という手法を活用している為です。

これから運用・レポーティングをしていくと分かるかと思いますが、「リマーケティング」を活用するとCTRが高いなど運用的な効率は良くなる傾向にあります。

MEO対策
MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略称になり、Googleマップで検索された時に検索上位に表示される様にする施策するものです。マップになりますので、基本的には「店舗集客」を行いたい方の施策になります。

メールマーケティング
所謂、メルマガです。顧客情報としてアドレスなどを保持している場合、対象者にメールを送付することが出来るものです。よく、アパレル系・ECサイトなどCV地点がウェブをメインにしている企業が利用しています。Sales情報や、お気に入りしている商品・サービス、フォーム画面で離脱したユーザーに再度pushする為も活用出来ますので、購入の後押しになる施策でしょう。

アフィリエイト広告
広告主が決めている成果地点が達成された時に、広告掲載している媒体に報酬が入る仕組みがアフィリエイト広告です。基本的に成果報酬型になりますので、CVされていない場合は費用が発生しなく、CVされたときのみ費用が発生する仕組みになっています。

よくアフィリエイターやブロガーが自身のサイトで商品・サービスを紹介して、対象サイトから成果が発生するとアフィリエイターやブロガーに報酬が支払われます。直接広告掲載側に報酬を支払うわけではなく、仲介しているASPという業者が入っていることがほとんどです。

サイト訪問後施策

CRO(Conversion Rate Optimization/獲得率最適化)
LPOは着地ページのみでの最適化を指しますが、CROはCVに至る経路のすべてのページを改善していくことでCVRの最大化を図る手法です。

画像6

まとめ

・Webマーケティングとは、その名の通りWeb領域で行うマーケティング活動のこと
・Webマーケティングの基本的な用語は、必ず覚えといた方が良い
・Webマーケティングなどの商品やサービスを購入してもらう為には、まず必ず戦略立案から始める
・その後、集客活動 → 興味関心を促す(コンテンツ)→アクションしてもらうということを検討