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『大人可愛い』に憧れる三十路男の 話。

先月、30歳になりました。昔の自分は『30歳』といえば立派な大人。【髭とスーツが似合うダンディーな男】をイメージしていましたが、いざなってみるとそれは全くの幻想だったと、ひしひし感じています。お洒落に伸ばすほど髭は生えてこないし、職種上、スーツを着る機会がほとんどない。かといって、20代の感覚のままでは生きられないし…これからどういう方向に向かっていけば良いのか迷ってしまいました。
こういう時は誰か同年代の方の生き方を参考にしてみよう!と思い、探してみたもののどうもしっくり来ない。そんな中で良いな!と思えたのは、田中みな実さん道重さゆみさんといった、【大人可愛い女子】でした。

大人可愛い女性に憧れて

田中さんも道重さんも自分と同じアラサー世代。元から持っている可愛さに加えて大人っぽさをしっかり持ち合わせている、まさに【大人可愛い】を体現していると思います。
大人可愛い女性の特徴は主に

・ナチュラルな服装、メイクにさりげなく『カワイイ』を取り入れている

・普段は大人としてしっかりしているけれど、どこか少女っぽい面も持ち合わせている

・いつでも笑顔で、気配りを忘れない

・同性からも支持が高い

・【自分】をしっかりと持っている

このあたりが挙げられます。【大人可愛い】で検索すると色々なwebページが出てきますが、大体こんな感じ。そして自分はこの【大人可愛い女性】に憧れました。あくまでも【恋愛的な憧れ】ではなく【人としての憧れ】です。
ちなみに【大人可愛い男】という定義は存在するのか調べたけれど特にない模様…。ただ、大人だけど可愛らしさもあり、カッコいい男性はたくさんいらっしゃいます。千葉雄大さん西島隆弘さんとか。目標どころか憧れの対象にするのも恐れ多過ぎて無理!!ってなりました…。というか、自分がイケメンスキル0の為、そもそも目指す所じゃない。じゃあどこを目指すんだ?となります。

目指す【大人可愛い】とは?

昔から【可愛い】ものが好きでした。幼少期、『セーラームーン』はしっかり見ていたのに、戦隊ものは流し見。セーラー戦士の名前は言えるのに何レンジャーがいたか思い出せない。
なので、セーラームーンの大人可愛いグッズを見るとめっちゃ欲しくなります。だけど、流石に持つことは出来ません。同じ様な考えの男性って実は意外と居るのではないでしょうか?

昔から【可愛くてキラキラしたもの】が好き。だけど、【男はそんなものを持つべきではない】という考えからその感情を隠している。

ココを上手く消化出来たら良いなと思っています。例えば、一見お洒落なネクタイピンをしているけど、よく見たら『ムーンスティック』の形をしていて然り気無くカワイイとか。

『ディズニー』好き男子も多いと思います。でも、大人女子向けのディズニーグッズに比べて、男性向けグッズは少ない。カッコいい名刺入れにワンポイントで好きなキャラクターが入ってて、これまた然り気無くカワイイものがあって良いと思う。

女性から見ても『可愛い』ものを男性向けにアップデートさせ、性別問わず【然り気無く可愛い】と感じるものを身に付けたいなと思います。

これはファッションに関しても言えること。【明るい色・柄物=可愛くて子どもっぽい。落ち着いた色・シンプル=大人】という先入観が消えず、30歳越えたらネイビーやブラックで無地のシャツとパンツを着るしかないと思っていました。でもやっぱり『可愛い』は取り入れたい。コーディネートによって上手く取り入れられるハズなので、子どもっぽくなり過ぎないよう研究しつつ、好きなものを着れる自分でいたい。

ファッション以外の部分は女性の【大人可愛い】とそう変わらないと思います。大人の男として、何事にも責任を持って行動するのはもちろん、周囲の人への気遣い、感謝の気持ちを大事にしたい。
可愛いものは好きだけど、男なのでワクワクするような冒険とかしたい。地図持って、行ったことのない土地を歩いてみたい。

少女漫画のような可愛さを持った【大人可愛い女子】に【努力・友情・勝利】な少年漫画的男のロマンを足して、アップデートさせたものが【大人可愛い男子】なのかな、と思っています。
そして、そんな大人にこれからなっていきたいと思います。

大事なのは【自分らしい】かどうか

自分の目指そうとしている【大人可愛い】には【モテ要素】がありません。というのもそこを求めていないから。自分は『異性にモテたい』のではなく『性別問わず愛される人になりたい』という考えなので、恋愛的なモテ要素は目指しておりません。

モテ要素を取り入れることで、更に良いものにはなるとは思うけど、それは【自分らしくない】もので、その内疲れるだろう。無理するよりも自然体で、自分らしくありたいと思います。

共感を得られるかどうかは分かりませんが、自分の30歳の新しい生き方の目標として掲げておきたいと思います。

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