おばあさんのひみつ
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがすんでいました。
おじいさんが山におしごとに行くと、かんじんなおどうぐばこをわすれてきたことに気がつきました。
あわてておうちにもどって、げんかん先で
「おばあさんや、ちょっとどうぐばこをとってくれんかの」
とこえをかけました。
ところが、おうちにいるはずのおばあさんからは、へんじがありません。かわりに、だいどころのおくの方から、なにやらくちゃくちゃ音がきこえます。
ふしぎに思ったおじいさんが、そっとおうちにあがってだいどころ