本デコ!講座。8月8日江古田オイルライフ、8月23日下北沢BOOKSHOP TRAVELLERで開催します。
むかで屋Booksの河合です。
私の隠れた趣味に「工作」がございまして、よく言えばおおらか、悪く言えばおおらかすぎる人間性とは裏腹に、はさみやのりを使って物作りをするのが好きだったりします。
看板には謎のキャラクターが頻出するのがむかで屋ブックスの持ち味だったり。
謎キャラはいなくても必要以上にデコラティブなときもあります。
そんなわけで、「工作」+「本」という足し算から生まれたのが「本デコ」です。
本を自由な発想でデコレーションして、自分自身の宝物にしたり、誰かへの贈り物にしようという活動。
本を人に贈るのは「難しい」と言われたりもしますが、デコレーション付きで贈ってみれば少しハードルが下がるだろうし、自分自身のものにするにしても、デコった本は大切な一冊になるかもしれない……
それに、電書はデコれませんからね~紙の本ならではのたのしみです。
今後は色んな本をデコってみたいんですが、初回の課題図書(?)は、「不思議の国のアリスにしました。
矢川澄子訳、挿絵が金子國義という最強布陣の新潮文庫版です。
で、この本を私がデコるとこうなる。
こんな感じで、まずはカバーの掛け方からお教えして、ブック型ケースを手作りし、その後に自由にデコっていただく感じになります。
「ケースを手作り」というとハードル高そうですが、実は簡単なんです。
こういった、文庫サイズよりやや大きめの箱をご用意しておりまして、
ケースの「表紙」になる厚紙も何種類かご用意してますので、好きな表紙を選んで箱に貼り付けるだけです。
先日、江古田で講座をやった際には、小学生の方3人にお教えしたんですが、皆さん見事にやってのけましたよ~
箱の内側には好きな柄のペーパーを選んで貼ります。
受講生の方が半ばあきれるくらいたくさんの種類があるので、自由にコーディネートしてください。
写真とフレームも自由に選べます。
写真は、カットしても構わないものをご用意いただければそれを使うこともできます。本を贈る相手の写真を入れたり、お子さんの写真を入れてみてもいいかも。
こちらでご用意している写真は、ルイス・キャロル撮影のもの。
下の写真の女の子は、アリス・リデルご本人です。
本には私作製のブックカバーをかけた後、「読みにくくならない範囲で(これ大事)」装飾できます。
箱の寸法が文庫本よりやや長いので、こういったプレート付きの「あんこ」もご用意してます。
プレートにはご自分のメッセージを書くことも可能です。
デコパーツも無茶苦茶豊富でして、アリスにちなんだカードもあれば、
花とリボンもいろいろ
カギとウサギのパーツ(実は自作)も人気です!
だいたい2時間~2時間半くらいで素敵なデコブックが完成します。
小学生以上でしたらお子さまにも対応しますので夏休みの宿題に、
あるいは、「本が好き」「工作が好き」「どっちも大好き」な大人のホビーに、ぜひぜひ本デコを体験してみてください。
これからの講座開講予定は
8月8日14:00より、江古田オイルライフ様にて(2名定員)
オイルライフ 公式ページ https://www.oilife.info/
8月23日18:30より、下北沢BOOKSHOP TRAVELLER様にて(3~4名定員)
BOOKSHOP TRAVELLER公式ページ https://wakkyhr.wixsite.com/bookshoptraveller
開催します!
受講料はおひとり様 2,500円(書籍代込み)
どちらの講座もお申込みお問い合わせは、
以下のフォームまでよろしくお願いいたします!
メールアドレス mukadeyabooks@gmail.com
都合が合えば出張講座等も承りますので、上記の日以外に本デコしたい方も、お気軽にご相談ください。
作品例
小学一年生の女の子のデコ本。
キラキラしたものが好きなんだな、ってことが伝わる可愛い作品。
小学四年生の男の子の作品。
誰かへの贈り物だそうですが、誰に贈るかは内緒だそうでした。
(実は写真を撮るときにわかっちゃったんですけどね。……やさしいなあ。この写真ではトリミングしておきました。)
小学五年生の女の子。夏休みの宿題で宇宙について調べるそうで、デコ本にも星がいっぱい。ブックカバーにマスキングテープとリボンのシールを貼るアイデアも素敵です。
私が最初に作った作品。
二作目。写真の部分のデコに気合を入れました。
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