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#29 ENDS and MEANS "6panels cord cap"

こんにちは。無地キャップマニアです。
普段はアメリカ古着を取り扱う古着屋で働いています。

毎日身に付けたい最高な
無地キャップの製作へ向けて、
色んなキャップの"カタチ"を追究中。

instagramでもキャップについて投稿しています。
よろしければご覧ください。
https://instagram.com/muji_cap


第29回目は、
ENDS and MEANS
"6Panels Cord Cap"
について。

3つの項目に分けてお話しさせていただきます。
(ブランドENDS and MEANSについては、後半に記載します)

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ENDS and MEANS
"6Panels Cord Cap"

【詳細】
リリース年 : 2017年
色 : キャメル
素材 : コットン
つば部分(バイザー)の長さ : 8.0cm
つば部分(バイザー)の幅 : 18.5cm 
被る部分(クラウン)の深さ : 12.0cm
被る部分(クラウン)の内周 : 最小54cm / 最大62cm

①素材について

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とても柔らかく肌に優しい触り心地のコーデュロイ生地。
コットン素材のため、経年とともに雰囲気が増していきそうな1着です。

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(画像引用 : PALETOWN)

(※コーデュロイとは・・・パイル織物の一つで、身近なものだとタオルと同じ織り方です。表面に織り出されたパイル糸がカットされ、毛羽になっているものを「カットパイル」、ループ状になっているものは「ループパイル」と言います。コーデュロイはカットパイルなのに対し、タオルはループパイルです)

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そしてこのキャップは、
アジャスターにミリタリーの要素が加わっています。

(画像引用 : ピースブログ)

アメリカ軍のフィールドパンツでも採用されているアジャスターをモチーフにしており、古着好きな僕としてはとても魅力を感じました!


②『定番キャップ』と比較してみよう!

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定番キャップとしても名高い『ニューエラの"9TWENTY"』と比較して、キャップ自体のカタチを追究していきます!
(※9TWENTYとは・・・#11の投稿をご覧ください)

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・6Panels Cord Cap→つばの長さ8.0cm
・9TWENTY→つばの長さ7.0cm

実際に被り比べてみました!

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【結果】
つばの長さという点では大きな変化はありませんでしたが、つばの湾曲した『カタチ』によって、見え方が変化することが分かりました。
・6panels cord cap→先端までの曲線が滑らかですっきりした印象
・9TWENTY→つばの『カタチ』が四角っぽく、野暮ったい印象


③お気に入りの『ロングビルキャップ』と比較してみよう!

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第1回 キャップ総集編 第1位
"AUTUMN LEAVES CAP"

がとてもお気に入りでして、、(笑)

そこで、お気に入りの1着と比較して、
キャップの『カタチ』について深掘りしていきます。
(※AUTUMN LEAVES CAPとは・・・#2の投稿をご覧ください)

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・6Panels Cord Cap→つばの長さ8.0cm
・AUTUMN LEAVES CAP→つばの長さ9.5cm

実際に被り比べてみました!

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【結果】
約1.5cmの差で印象が以下のように変化することが分かりました。
・6Panels Cord Cap→シンプルですっきり見える
・AUTUMN LEAVES CAP→つばが長く、更にすっきり見え、小顔効果あり


さらに正面から比較するとこんな感じ!

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【結果】
被る部分のパネル位置によって見え方が変わるのだと実感しました。
・6Panels Cord Cap→キャップ中央にステッチがあり、全体的に滑らかな曲線を描いている
・AUTUMN LEAVES CAP→パネルの位置を中心からずらしたことによって、ステッチ部分が盛り上がり浮いているように見える


◎今回の比較を終えて

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ENDS and MEANS
"6Panels Cord Cap"

キャップ裏側のパイル素材を含め、とても生活に馴染みやすい1着でした。


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どちらも魅力的なキャップですが、
顔の長さとのバランスを考えた時に、
つばの長さのある"AUTUMN LEAVES CAP"の方が、毎日被りたくなる『カタチ』だと再確認できました!

また今回の比較で、キャップ中央にステッチがある"6Panels Cord Cap"もとても魅力的だと感じ、パネル位置の重要性を再確認しました。


◎被ってみるとこんな感じ!

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身長 : 171cm
頭囲 : 58cm (メンズLサイズ)

【被ってみて気に入ったポイント】
・柔らかく肌に優しい触り心地のコーデュロイ素材
・つば先端までの滑らかなつばの『カタチ』
・6パネルの配置箇所


◎ブランドについて

今回紹介したENDS and MEANSとは・・・?
ENDS and MEANS
https://endsandmeans.jp


2011年スタート。
ブランドディレクションなどを手掛けている内山氏自身が影響を受けてきたワークやミリタリーをはじめとする古着文化や、ロンドンのスケートカルチャーなどを融合して作り上げたアイテムはどこか懐かしくもあり、トラッドな雰囲気もあり、味のあるアイテムばかり。


第29回目、いかがでしたでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお楽しみに!


<予告>

次回は、
COMMON EDUCATION (コモンエデュケーション)
のキャップについて研究します!

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(画像引用 : SAWS WORKS)

ではまた!

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