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感染者数と同時に難易度も爆上がりしたコミュニケーション

そもそも大人数でワイワイやるのが苦手だった

ワイは今から新年会に行きます。日曜日に新年会。しかも勤務時間外なのに仕事仲間と。何が楽しくて、、行くんだy、と言うのは以前のワイ(多分2ヶ月くらい前のワイ)

ところがワイ、新年会に行くことを自ら望んだ。空気を読んだとかじゃない。日程調整の時に真っ先に自分の予定を出した。そのくらいの意気込みだった。

多分会社の人とのこういった会が苦手な人は多いんじゃないかなと思うのだが、ワイの場合はそもそも大人数が苦手なのだ。

4人以上のテーブルなんて誰と話して良いか分からず目が回るし、
立食パーティーではどこでも馴染めずドアの目の前に突っ立ってる(コンサート会場のスタッフ状態)になるし、危うく幹事になんてなった時には二次会まで一口も食べることができない。

大学生の頃は合コン(大人数の飲み会)が苦手だと話していたので、周りは誰も誘わなかったが、ある時「合コン」が苦手だと勘違いした友達は嘘ついてレストランに誘い、入った時に合コン状態だったことに気づく。自分を合わせて6人。

「あ〜〜はい、初めまして。社会不適合者でフリーランス になりましたワイです〜〜今日はよろしくお願いします〜〜」

何もよろしくできない。

俺ら外資系コンサルだからコミュ力だけは自信あるって言ってた男性陣が誰も何も返事して来なかった。(なんか返せよ)←絶対そこじゃない。

と話は逸れたが、そもそも大人数(4人以上)が無理なワイ×仕事しかしたくないワイと言う相性が最悪なのが職場の飲み会というやつだったのだ。



コミュニケーションの難易度が難易度が爆上がりしている現代

なんでこのワイの考え方が改まったかというと、現在業務委託で関わらせていただいている会社の社長がすこぶる丁寧にその意図を説明してくれたから。

〜ある日の定例〜

社長👨「なんか俺、めっちゃ昭和みたいなこと言うんだけどさやっぱ膝付き合わせて話してみないとそんな人のことなんて分かんないや!採用面談とかもそうしたいよね。本当は。」

ワイ👱‍♀️「..........(すっげえ嫌だなこの流れ)」

👨「(何かを察した社長)いや〜だってさある人が言った言葉の意味ってこっちの受け取り方で変わっちゃうじゃん。でもその人の意見の裏側にはいろんなバックグラウンドがあって、だからこの意見になったと言う事でしょ?」

👱‍♀️「.....そうっすね。日本語って微妙ですもんね。生まれた環境も年齢も何もかも違う訳ですし、そりゃあコミュニケーション齟齬生じますわ。。」

👨「って訳で新年会やろ〜!」

乗せられた。。とはあまり思わなかった。

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社長の言う通りだった。これは意見のぶつかり合いを防ぐために〜〜ではなく、その前段階である「その人の主張している意見を正しく認識しているか」と言うところが論点だ。そもそもその人のことを知らなくてその人の発する言葉を理解できるはずがない。


しかもこの世の主流はオンラインコミュニケーションだ。web会議を除いて文章のコミュニケーションがほとんど。


「了解しました! 承知致しました。」

この言葉の温度差は大きい。

平均年齢20代の若い会社では多用される「了解しました!」が、公務員歴40年の方からしたらカジュアルすぎると感じるに違いない。
逆に銀行員で了解しました!なんて使ったら呼び出しを食らうだろう。
(あ、あくまで想像の領域。半沢直樹の世界しか知らないワイの銀行のイメージ。みんな七三分けだし、堅そう。ストレスでも整髪料の塗り過ぎでも...ハゲそう。)

オフラインのコミュニケーションであれば分かるはずの見た目からわかる情報だったり、雑談から生まれる家族構成だったり、そんなことが分からなくなって、より情報は文字からしか読み取れなくなっている。

要は、その人のバックグラウンドを知る機会が激減し、コミュニケーションの難易度が急激に上昇しているのだ。


「あなたは何を考えているか分からない」で振られるワイ

最近気づいたんだが、この鈍感ポジティブ日本代表みたいなワイ、人といても人が何を考えているのかを察する能力が高い方だ。
もちろんこれは対面で人に話すことではない。カジュアルに「私さ〜人に気を遣っちゃうし、人よりよく気づいちゃうんだよね〜疲れちゃう〜」と言う人間は実際にその言葉を振りかざされた人間の気持ちを考えられていないので、全然気遣いができていないと判断している。
(私天然だからさ★ってやつは100天然じゃないって話と同義よ、ほんと。)

だからワイとしては、オンラインに仕事がシフトしない分には不都合はないと考えていた。大体誰がどんなことを気にして、どんな風に仕事を進めて行きたいのかわかっていた。

ただそれはワイの話だった。みんなは分かっていなかった。


自分だけが理解していたし、みんなのことも多分理解したつもりになっていた。


その結果が「あの人は何を考えているか分からない」だった。


どの職場でもワイはそうだった。最後に追い出される時周りからの評価は「なんか頑張って仕事してくれてるけど何考えてるかよく分からない人」だった。

みんなにわかってもらう努力なんて面倒だと思っていたし、みんなのことは一方的に分かったつもりだった。


んな訳がなかった。そんな当たり前のことに気づかなかった。

ワイは人に気を遣えると言うカードを過信していた。
相手はどうなのかと言う点を見過ごしていた。



そこで、極力自分の五感で感じる全てで相手のことを知ることができる、オフラインの会に参加することにした。絶好の機会だと思った。

自分のことも相手のこともきちんと知るために、いつ緊急事態宣言になるか分からないこの東京で、このタイミングで開かれる新年会に行ってくる。

みんなとより仲良くなるため・よりコミュニケーションを円滑にするため・より正しく意図を読み取れるようになるため・強いてはより自分への理解を深めてもらうため


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となればよかったのだが、

不安要素は沢山ある。

<現時点での不安要素>

・業務委託者はワイのみ他正社員
・ワイ以外全員元同じ職場
・その元職場は日本を代表する陽キャ軍団
・そして集まったのももちろん陽キャの極み(まあみんなで起業してるくらいだからね★)
・そして8人(ワイのキャパの2倍)
・初対面の人間が過半数(どうも初めまして〜〜で事故紹介する必要あり)

と言う散々な状況ではあるが、ワイはたくましく。強く、みんなの事をよりよく知るために仲良くなるために、恵比寿に繰り出すのだ。

次回、新年会の地獄のようなレポートを行います。

ワイの無事を心から祈ってください。それでは、行ってきます。

P.S.
ストレングスファインダーにて
1位 個別化(一人ひとりの個性や違いに目を向け、それを見抜くことに長けている資質) 参考文献

34位 包含(仲間はずれを作らず一人ひとりに居場所を与えられる資質)参考

と言うことで個別化が強いために一人ひとりのことに目が向きすぎてしまい、仲間外れを作らずみんなで仲良くと言う性質がないがために大衆受けするような自己紹介が言えず事故紹介になると言う現象がこうして言語化されましたとさ\(^o^)/チャンチャン

ちょっとでもクスっとできたなら何よりです。 頑張れと私を想ってくださった優しい貴方、サポートしていただけると泣いて喜びます。会社では1人です。