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はじめまして、京都のテクノロジースタートアップmui Labです。

mui Lab(ムイラボ)は京都御所に程近い、400年以上続く家具街の夷川通に拠点を置くスタートアップです。

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mui Labのオフィスがある京都 夷川通

私たちは創業当初から、テクノロジーが「人に寄り添う」とはどういうことかをずっと議論してきました。

現代は、テクノロジーの力が強すぎるあまり、人の行動や考え方がテクノロジーに制御されているように思います。スマホに注意を惹きつけられ、信号を待っているちょっとした時間ですら情報を得ないとと思っていたり、返信に追われ続けている。電車では、降りようとしていた駅も通り過ぎてしまう。
ほんとうは、人の生活が豊かになるためにテクノロジーがあるはずなのに。

それで、「私たちは、どうやったらデジタルテクノロジーを使って幸せになれるのかな?」という問いを持って、適切な距離感やあり方を作れないだろうかということを日々考えています。

mui Labの由来である「無為自然」は老子の言葉です。そこには、人がなにか「こうしよう」と思って決めてやることもいいけれど、自然の流れに任せて進んでいくのもよいという言葉が繰り返し出てきます。
そんなふうに、「テクノロジーがあって何かする」というよりは、「テクノロジーの存在を忘れて、何かしたいと思った時に支えてくれる」ということが理想なのではないかと考えました。
「mui Lab」という社名は、そんな「無為」という考え方を、デジタルテクノロジーにおいて考えたり、研究したり、ディスカッションする場所であるという意味が込められています。

そして今、私たちは人に寄り添うテクノロジーの在り方として、インターフェイスに自然素材を用いるのがいいのではという仮説を持ち、木の材質を使ってプロダクトを生み出しています。

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muiボード

人の生活に昔からあるテクスチャー。
この10年で新たに生まれたものごとや習慣ではなく、100年前から日常的に行われてきたこと。
おばあちゃんから聞いたおまじない(それは現代の言葉で言うと、マインドセットのような方向づけかもしません)。
そんなこともヒントにしながら、情報技術にmuiの考え方を実装しています。

そして、人の手が加えられながらも自然と美しく調和する「鴨川」のような、穏やかなテクノロジーの実現を目指しています。

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このnoteは、muiの考え方やプロダクトをより多くの方に知ってもらえたら、そして興味を持ってもらえたらという想いでスタートしました。気軽に読んでもらえるような記事を中心に更新していきます。もっと詳しく知りたいと思っていただけた場合は、ぜひwebsiteをご覧ください。これから、どうぞよろしくお願いします。

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