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異文化

コミュニケーションカードのイベントに参加した。
参加者の方々は
わたしからみたら異文化。
異文化だけど、メッチャワクワクする方々。

その中のひとり。
福島市内の進学校を辞めて
現在通信制の高校に転入した方。
お父さんといっしょに参加していた。
(お父さんは高校の教頭先生)
可愛らしい見た目と声の
純粋そうでありながら意思が強い感じの女子。

話しているうちに
アイドル活動をしていることがわかった。
限界突破ジェネレーション。

一番若くて一番小さい子だ。
他にもコーラスグループを立ち上げたり
ウクライナ支援イベントで家族三人で演奏と歌を披露したり、音楽活動を積極的に行っている。
風の時代にふさわしい方だなと感じた。
安定や世の中の正しいをぶち破って、好きなことをしている彼女はキラキラしている。そこには罪悪感や後悔などは微塵もなく、心からやりたいことを楽しんでいる満足感に満ち溢れていた。
お父さんもそれに対して肯定的だ。
なんて素敵な家族なんだろう。
もう世の中は完全にこっち側(風の時代)に切り替わったなと確信した。

勉強して
良い大学に入って
良い会社に入って
結婚して子供を産んで
子や孫に看取られて死ぬ
という人生成功ルートの王道は、
もはや全員には当てはまらない時代になった。

誰かが、安定は最大の不安定だと言っていた。
冬眠するリスのように
お金や物を溜め込むことが
幸せとイコールだった時代ではない。
それと豊かな人生とはなんの関係もない。
どれだけ幸せを感じたか
どれだけ笑ったか
どれだけ楽しんだか
それが多ければ多いほど豊かな人生だ。
ちなみにお金は自分を喜ばせるための道具だ。

刺激的な数時間を過ごした。
出会いは素晴らしい。
ずっと自分の感情を蔑ろにしてきたから、やりたいことがわからないまま40代になった。世間のルールや正しさに自分を合わせてきたから、そこを抜けるのにすごく時間がかかった。ルールに従っていれば誉められるし失敗もしないし自分としてはメリットがあったからだ。
これからはもっともっと自分を解放して、自分はなにがしたいのか、どうしたいのかを虫眼鏡で光を集めるように問い続けていく。

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