傑作 娘のネーミングセンス
度々書いているとおり、息子はウルトラマンにハマっている。
ということで、ウルトラマンのソフビを祖母に買い与えてもらってからずっと持ち歩いている。
ヒーローだけ持ち歩いていてもなぁ。と思った僕は、実家に甥っ子が昔遊んでいたウルトラマンの敵なのか仮面ライダーの敵なのか、はたまた全然違うキャラクターなのかはわからないんだけど、とりあえず敵っぽいソフビがあることを思い出し、この前持ち帰ってきた。
読みは的中で、息子にとってちょうどいい悪役らしく、ウルトラマンとそいつを戦わせては遊んでいる。
パパ、大満足。
そんな状況の中、先日娘と息子とお風呂に入った。
お風呂に持っていってはダメだよとは言ってはいるんだけど、息子のウルトラマン愛を抑えきれず、お風呂にもその人形たちを連れて行った。
もちろん戦いごっこが始まり、僕と娘も混ざって遊んでいた。
「ウルトラパーンチ!」
「やーらーれーたー!」
などと、よくある戦いごっこに勤しんでいたのだけど、ふと、敵にも名前つけてもいいかなぁと思い、娘と息子に
「こいつにも名前つけよっか。何がいいと思う?」
と聞いてみた。
息子は
「ウルトゥラマァン!!!」
しか発さず却下。
敵もウルトラマンだったら何がなんだかわからないわ。
どうしよっかなぁと悩んでいたときに、ついに、そこで、娘が口を開いた。
「マックス紅男(べにお)がいいと思うなぁ。」
ほえ??
なんつったのいま?
ま、ま、マックス紅男?(漢字は僕の当て字である。でも多分これだ)
(↑ちなみにこいつ。はみ出てる銀マットは無視してください。笑)
いやはや。
なんつう破壊力のネーミングセンスなんだよ娘よ。
すごいいいよ。すごいいい。センス抜群だわ。
と、今でこそ冷静に分析できるけど、聞いたときはもう笑いが抑えきれず、ここ最近で一番笑ってしまった。
お風呂で響き渡る僕の笑い声、最初は笑われて一瞬不機嫌そうな顔をした娘も僕の爆笑に釣られて笑い転げていた。
そしてその隣でウルトラマンを片手に「うるとぅらまぁぁぁん!みとぅあい!(ウルトラマン、見たい!)」の大絶叫の息子。
今日も我が家は平和であった。
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