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海外(カンボジア)ビジネスで大切な事は全てサーシャに教わった⑤サーシャからの課題

翌日、僕は早速自分のクライアントを整理し、今後どうしたいか考えてみようと思った。

お恥ずかしながら帳簿もつけずにいままでやってきたのである。

カンボジアでは毎月税務申告をするのだけれど、ローカルの安い会計事務所に丸投げしてある。

サーシャのいうように、確かにいまのままだと自分が動く以上に稼げない。

どれくらいの規模の会社にしたいのか考えないと。

いままでずっとデザインしかやってこなかったからわからないことだらけだ。。

そんなとき、テレグラムにメッセージがはいった。

①「既存顧客を売上高順にAクラス上位2割、Bクラス中位3割、Cクラス下位5割でわけなさい」
②「いまの売上や環境を気にせずに、あなたの会社の目標売上と粗利を決めなさい」
③「いまの実力を考えずに、そのためには何をしたらいいか考えなさい」

なんだ!?なんで命令口調なんだよ。
なんだか腹がたったが、得体の知れないサーシャの指導に従ってみる気になっていた。

それだけ、焦りと不安でいっぱいだったのは事実である。

日本の会社を辞めることが決まってからというもの、会社関係、取引先、友人などが送別会を開いてくれて、みんな口々に、すごい決断だね、とか、うらやましいとか言ってくれ、僕も少し大きな口を叩いてしまったものだから、いまの自分の不甲斐ない感じを脱出したいと思っていた。

幸か不幸か、差し迫った締切もないので、サーシャと会う明後日夕方まで、この課題に向き合うことにした。

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St.172というリバーサイドの小さな道にゲストハウスが立ち並んでいる。最近ではバックパッカーストリートと呼ばれているらしい。僕が最初に旅行できたときもこのストリートに滞在した。そして、会社をやめて空港から直行したのもここのストリートである。せっかくなのでその時に泊まった Whire River 2 Hostel に一泊してしっかりと考えようと思った。当時はエアコン無しシングルルーム6ドルだったが、今日は、エアコン付きで12ドル。奮発した、笑。

カンボジアの一般的な宿泊施設はチェックアウト12.時である。
翌日12時以降は併設のカフェにいき、約束の時間までじっくり考えて、まとめた。

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