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麻雀のことが好きすぎて麻雀の服を作った

麻雀アパレルブランド「宝燈 -pouto-」を立ち上げました。

主にTシャツやスウェットなどのアパレルとアクセサリーを展開しています。
気になった方はこちらにサイトがあるので見てみてください。

始めたきっかけ

元々、「オシャレな麻雀アパレル」を作りたいな〜とぼんやり考えてましたが、ある日、急に

「点棒って黒棒合わせると18本…3の倍数だから並べると3本線になるなぁ。点棒のデザインって意匠性高いよな。袖にデザインとして入れたら面白いかも!」

秋葉原にて

と思いつきました。絶対面白いと確信があり、絶対に形にしたいと、そこから形の仕方を調べました。

シルクスクリーンという服にデザインを印刷する技法があること
イラレでデザインデータを作る必要があること
貸し工房があること
どれくらいの値段で作れるのか、どう作ると原価を抑えられるのか、どういうデザインでどういうサイズ感で着るとカッコいいか、と色々と検討を重ねた結果、試作第一号が完成します。

そしてTwitter(現X)の麻雀垢で報告すると

反響があった。

まだ販売すると言ってないのに、買いたいと申し出る人がいるほどで、これはいけると自信をつけました。このデザインの服はもう売ってないですが、この後、イーソーポロシャツやドラ招き猫など人気のアイテムが生まれていくことになります。

遠目に見るとほぼラコステ


また、半年後にはアクセサリーも展開し、こちらも反響大きかったです。


なんでうまくいったか?

麻雀という世界がコミュニティとロイヤリティが強い領域だった。
フリー雀荘に通う人、友人たちとのセット麻雀を楽しみにしている人、ネット麻雀で研鑽を積む人、Mリーグに魅せられた人、Vtuberから好きになった人、
様々なクラスターがあるが、みんな一重に麻雀が好き。麻雀を語らう場としてTwitter(現X)、discordがあり、好きでつながり合っている。

僕も麻雀が大好きだから、様々なコミュニティに飛び込んで行けた。
コミュニティの仲間が拡散させてくれたり、意見をくれたりしながらブランドが成長していった。

「ブランドを好きになってもらうにはお客様を好きになる」と誰かが言っていたが、まさにこの好循環が回っている。

好きだから地道なことが苦にならない。ブランドを運営していると地道だけど大事なことがたくさんある。でもそこで折れないのも好きの強みかもしれない。


好きの規模

twitterの広告マネージャーから自分の趣味のコミュニティ規模がわかります。
何か趣味の延長上でビジネスを始める際に調べてみるといいです。
大きすぎると大手の参入があり、小さすぎるとコミュニティが見つからなかったりします。

ニッチにしては意外と規模がある

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