おっぱいアイス事件

暑すぎんかね。
そんなとき、私を救ってくれるもの。

それは、アイスクリーム。

そんなアイスクリームの中でも、おっぱいアイスを顔中に浴びて溺れかけた話をします。

お付き合い下さい。

それまでに見たことがなかったアイスクリームをスーパーで見かけたのは、小学校低学年の頃だった。私にとって風船にアイスクリームが入っていることなど、予想外すぎる出来事だった。


それが、私とおっぱいアイスとの出会いである。


何で、風船にアイスクリームが入ってるの?
どうやって食べるの?
え、美味しそう。

というわけで、購入。晩ご飯を食べた後、デザートに、と冷凍庫から取り出すとこんな忠告があった。 

母「おっぱいアイスは危ないから、食べ終わるまで絶対口を離しちゃいけないよ」

危ないって何がよ、と首を傾げながらいざ実食。風船の先をハサミで切ると、アイスクリームが溢れ出てくる。その様子が妙におかしくて、私は、風船から出てくるアイスクリームを眺めては食べ、をしばらく繰り返していた。

父「そろそろ、危なくないか?」

母「むぎ、いい加減食べるのに集中しなさい」 

両親が心配して忠告する頃には、かなり風船は萎んでいた。

いけるっしょ。もう無くなるし。
全然危なくないじゃん。

と思ったそのとき。


パーーーーーーン…


風船は、最後の数口を残して見事破裂。一瞬にして、私の顔はアイスクリームまみれに。見ている分には少量だと思っていた残りのアイスクリームは意外と大量で、顔中が甘い匂いに覆われて、まるで溺れているような錯覚を覚えた。

父「わぁぁぁぁぁぁ!(自分が浴びたわけじゃないのに、限界まで避ける」

母「だから、言わんこっちゃないぃぃぃ!(フェイスタオルで私の顔をゴシゴシ」

姉「ちょwwwwwむぎの顔wwwww(笑いすぎて呼吸困難にならないか心配」 

私「(母にされるがまま」 

三者三様の反応を見ている私は、呆然の極み。


呆然の極み乙女。


本当におっぱいアイスは、危ない。
気を抜くと溺れる。

それ以来、私はおっぱいアイスを食べるときはこの悲劇を無にしないよう、母の忠告を守って食べ終わるまで一切口を離さないようにしている。


良い子は、お母さんの言うことは聞こうね。


ちなみに、私が1番好きなアイスクリームは、クッキー&クリームです←

皆さんは、何味のアイスクリームがお好き?

よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧