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【ネタバレ】マクロスFギャラクシーライブ2021感想③

続きです。バタバタしていてもう、神戸の日。
でも神戸のライブに行く前に整理しておきたいから今投稿します。


サヨナラノツバサへ


「ダイヤモンドクレバス」
ここでダイクレはずるい!予想ができた気もして更にずるい。この予想通りな展開、待っていたし、大好きです。
May'nさんの最後の切ない表情もたまらなくって、そんなMay'nさんとシェリルをとりまくアコギの音がやっぱり好きだ。
アニメ版で、シェルターの中で歌っていたシェリルさんの映像が浮かんでくる。
このタイミングで聞くダイクレは、アニメ版と映画が交差して、映画のエンディングにつながっていくように感じた。

映像とライブ


そして、サヨナラノツバサの名シーンが流れた。
戦いに出るアルトと、それを見送るランカの決死の告白シーン。
映像を大画面の大音量フルで見ていると、複雑な気分になる。こんな大事なシーンをみんなで見られることは嬉しいんだけど、あのときのランカのこと思うとドキドキしてしまう。当時よりランカへの思い入れも大きくなって、結末を知ったあとに何度見ても色々なことを考えてしまう。1日目は息をのんで、2日目は覚悟を持って見つめていた。

映像と一緒に「放課後オーバーフロウ」が始まった。
本編の戦闘シーンの音も合わさり、臨場感とこだわりを感じつつ、歌うのも演奏するのも大変そうだと思った。改めて尊敬しなおす。
エレキギターがいいところに来て、こういうギターも好きだし、美味しい。あと佐野さん、はぁーんってなった。やっぱり放課後のドラムは気持ちいい。そしてすごい演奏を生できける幸せを噛み締めていた。

「娘々FINAL ATTACK フロンティア グレイティスト☆ヒッツ!」
立ち上がったシェリル、衣装替えしたMay'nさんの命の輝きがすさまじい。
May'nさんは本当にスタイルがよくて、綺麗なキレのある動きで、憧れる。
白うさぎパートを歌うまめぐさんはとても可愛い。
会場中を見渡して入れ替わりながら全力で歌う二人はかっこいいし、きれいだ。
花道を一緒に歩いてる二人をみてたまらなく愛おしくなる。
センターステージで笑顔を見せて向き合いながら歌っていて、あのときのシェリルとランカがそこにいた。

「サヨナラノツバサ〜the end of triangle」が始まる。やっぱり映像はずるいよ。サヨツバ歌ってるだけでジンとくるのに、あのときのセリフもアルトが飛び立つところもいろいろ思い出させる。
MCで言ってた、難しい曲だけど、ライブで歌わないから、レコーディングだけだからって菅野さんに言われたというエピソード。そんな感じのこと言ってたよね?いろんなインタビューとかでも見た気がする。そう、本当ライブでやるように作られていないことは、素人目にみてもわかるし、それを圧巻のパフォーマンスで魅せるMay'nさんもまめぐさんも、バンドメンバーも本当素晴らしい。
ハモリもかけあいも全力で。トライアングラーやライオン、タブレットの時とは違う、魂の叫びというか、最後の力を振り絞って歌っているような。心の底から歌う姿に、目が離せなかった。映像を視界の端にいれながら、並んだ勇姿を見つめた。
あとは外園さん。現地でもギターの音は聞いてた、けど、改めてアーカイブで聞いて、Fのライブを大好きなギターの音で聴ける幸せを改めて感じた。アーカイブには、後ろで魂込めて弾いてる外園さんもちらっと映っていてぐっときた。大好きな人たちの全力パフォーマンスは、感覚を浮遊させる。足は地面をしっかり踏み締めているのに、心は夢の中。何も考えなくてもペンライトを振ってしまうし、会場中を飛び回れるんじゃないかなんて気分になる。幸せだ。

みんな、息を呑んで聞いていたと思う。音がなくなってから起きる拍手に、一体感を感じた。

エンディング


「ホシキラ」はたまらなく寂しい。
ライブで聞くホシキラはより特別だ。
穏やかなピアノから始まって、ドラムで風を吹かせて。歌声とエレキギターがシンクロして、静かでそれでも力強いホシキラだった。

きました!「dシュディスタb」
幕張のサヨナラノツバサが完結する。やっぱりシェリルコール、したかったけど、外園さんとBOHさんが大きな手拍子してくれているのを見て救われた。
声を出せない分ペンライト大きく振った。緑とピンクと、時々青のウェーブはとてもきれいだった。
デフォルメキャラたちが流れていく演出もこだわりを感じた。
まだまだ二人はこれから、という歌詞は、新作短編を見たあとに聞くことで、明るい気持ちが湧いてくる。
まめぐさんのなぜか片言な煽りや、May'nさんも飛び跳ねているのが伝わってくる歌声にライブを感じた。
そして私はギターを聞くのをやめられないし、最後のソロ、見えなくても顔で弾いてるのわかった。ありがとう。

アンコール

最後のMCまで、May'nさんはずっとずっとシェリルだった。強くて真っ直ぐで、憧れを一手に集めるけれど、実は葛藤をしている可愛らしい女の子。
私はずっとシェリルで居続けるという力強い声を聞いて安心した。

まめぐさんの挨拶では、ランカとの関係性について話していた。
自分だけ歳を重ねるけれどランカはずっと少女のままだという葛藤。ランカと離れてしまう、というなことを言っていたと思うけどこのあたりうろ覚え。
それでも、中島愛のワンマンではなく、このマクロスFのステージで聞けて、まめぐさんとランカの核のようなものを感じた。
時々ラフな話し方とコメントも挟みつつ伝えてくれる言葉はきっと溢れそうな涙をこらえてるんだなと思って私も泣きそうだったけど泣かなかった。泣いてはいけない気がした。今の時期だからこそできたこと、と言っていたが本当にその通りだと思う。いいことではないけれど、この経験があったからこそ感じたことや気づいたことが本当にたくさんあった。1日目のMCで、こんな状況になるなんて思ってない頃から準備が始まったっていってた、と思う。この2時間半のためにきっととてつもなくたくさんの準備をして、スタッフさんや関係者の全員でいろんな決断をしたんだろうなと伝わってきた。

開催してくれて本当に有り難い。ありがとうございます。

アンコールの最後の曲は「時の迷宮」
映画だとほとんどランカが歌っていた。
1日目はCDも聞かないでライブにいったからわからなかったけどフルバージョンでもランカがメイン。
ライブでしか聞けないバージョンでお送りします、というMCで1日目の時はよくわからなかったけど2日目いって、May'nさんの主旋律の担当が増えていて、こういうアレンジがライブならではだなぁと嬉しくなる。
この曲も絶対大変だろうに、二人のパフォーマンスはそんなことを感じさせない。
 大好き。ありがとう。

神戸へ

1日目も2日目も涙が溢れて、見つめていても見えてないことが多かった。アーカイブだと落ち着いてみられて見えてくるものがあった。
それでも今二週間経って、思い出せないことがたくさんある。
あんなに感動したのに細かい部分の記憶がどんどん薄れてきて、人間とは悲しい生き物だ。でもあの時の気持ちだけは忘れられない。
ファイナル、神戸公演に続く!

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