【詩】朝が来ませんように

裏路地から流れる浅川マキ
ストゼロドライを片手に
ぼやけた世界を見つめてる
あぁ 朝が来ませんように

鬱で重い頭をもたげて
スレた視線を投げかける
大人は皆見て見ぬふり
あぁ 朝が来ませんように

腐った倫理を暴れさせ
潰れた希望をもて余す
これを怠惰となじるなら
だらけた奴と笑って欲しい

クラクラする昼間はもう居ない
暗闇が次第に深くなる
この夜が続くのを願うだけ
あぁ 朝が来ませんように

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