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田中と石井の「無風状態」

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2014年7月の記事一覧

#5 子どもができて、よけい「変な大人」になった

石井さま

この前はそれぞれ「死」について語り、なかなか我々の個性が出ておもしろかったですね。

今回は逆に、新しい「命」について、です。

石井さんは20代で父親になられたとこの前書いていましたね。僕は反対に、50才になった今年、初めて父親になりました。赤ちゃん、かわいいですね!

いま父になって支援者として何か変化あったかと石井さんからご質問いただきました。まだよくわからないんですが、一つだけ

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#4 ビルが怖かった

石井さま

こんにちは、今日も37度だとか。もう僕は50才なので、ほんと身体に応えます。いつの頃から夏よりも冬が好きになってますね〜。

さて、前回は、自分の高校時代の話を思わずしてしまい、「自意識過剰」とか「偽善が嫌い」とか、微妙に恥ずかしいネタを書いてしまいました。

石井さんはRCサクセションか〜。で、「雨上がりの夜空に」か〜。青春だなあ。

僕は、同じRCでも「ヒッピーに捧ぐ」でした。確か

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#3 僕の髪は白髪だらけだった

石井さま、こんにちは。

意外とこの連載、評判いいみたいですね。ざっくばらんに語ってるのがいいのかなあ。

さて「高校生」と言えば、石井さんはどんな高校生でした?僕の高校時代はそれはもう「黒歴史」で、鬼のように暗い日々を過ごしていました。

一言でいうと、かなりの自意識過剰野郎で、ものすごく人の目が気になって仕方ないその状態が苦しく苦しく、かといってこの状態を名付ける言葉も知らなかったので、ひたす

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#2 高校のバイト禁止って…

田中さんへ

前回の、相談者の『他者への扉』を開けて、社会とつながるきっかけを作るドアーズってかっこいいですね。ゴールを決めるのではなく、扉を開けるお手伝い、それが支援者の仕事。なんかしっくりきます。

言われてみると、僕は次の専門家にパスを出すという田中さんのスタンスよりも踏み込んだ、ゴールを決めようというおこがましさがあったような気がするなあ。それが緘黙の方には重かったのかもしれませんね。

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#1 他者の世界へのスタート地点となる。

田中さん、こんにちは。いきなりマニアックな話題だけど、よろしくお願いします。

田中さんは、緘黙(かんもく)または、場面緘黙の方の相談や支援をしたことがありますか?

僕は何度かあるんですけど、そのどれもが上手く関係が築くことができませんでした(´・ω・`)。

特定のスタッフとなら話せるなんてことがよくあるんだけど、僕はその特定のスタッフにどうしてもなれないんですよ…。

何か特定のスタッフ

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