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【コーダ あいのうた】 タイトルの良さに感動を確信。

コーダ あいのうた
監督・脚本/シアン・ヘダー
112分

感想
おどろいたのがフランス版とまったく一緒だった事。畜産業が漁業になり、弟が兄になっている設定以外はすべて同じ。もちろんそれはフランス版よりも良くなっていて、耳が聞こえないことで起こる切実な問題は漁業ならではとなり、ルビーが家族に寄り添う必要さが増している。設定が兄になっていた事により安心の展開。フランス版はさすがに衝撃的すぎた、兄でよかった。
ルビーが歌う曲が聞き覚えのある曲ばかりなのも、耳心地良く最高でした。
なによりタイトルが、すごくいい。「コーダ」という初めて知る言葉、意味を知ればこれはもういい映画で感動しそう、と確信させる威力がある。アカデミーも受賞して安心の鑑賞を約束です。

コーダ3

歌声も素晴らしいけど、輝くツヤツヤでフワフワの髪。

コーダ2

甘酸っぱ名シーン。マイルズ役の男の子が、シングストリートの男の子だったことに驚いた!確かにタレ目が一緒。そして、マイルズの複雑そうな家庭の事情、詳しく知りたかった。

あらすじ
両親、兄とも耳の聞こえない家族を持つルビーは、幼い頃から家族の耳と口になっりながら過ごしている。漁師の父と兄と一緒に漁に出てから学校へ通うルビーは、気になる男の子マイルズと同じ合唱クラスに入る。ルビー自身も気づかなかった歌の才能を見出され、音楽大学に進学したいルビーは、なかなか家族に打ち明ける事ができない。
第94アカデミー賞作品賞、助演男優賞、脚本賞受賞

2022.4


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