「親や実家との距離感に悩む」エンパスさんへ
こんにちは、MUERAです。
今日は、エンパスやHSPの皆さんにとって、時に難しい問題として感じられる「親や実家との距離を置くこと」について、考えてみたいと思います。
健康、パートナーシップやお金の問題など、人生で壁にぶつかるような時、そこからより良い人生を選択するために、幼少期の心の傷を癒すプロセスが必要な時があると思います。
その過程においては、親や実家といったん距離を置いた方が良い、と感じることもあるかもしれません。
ただ、この選択は意外と難しく感じられるのも事実ですよね。
苦しくて距離を置きたくてもなかなかそれがうまくいかなかったり、無理に連絡をブロックすることで、心のどこかに罪悪感を抱えてしまったり。
そんな時の考え方についてお伝えしたいと思います。
なぜ距離を置くことに罪悪感を感じるのか？
人の気持ちに敏感なエンパスは、「親と連絡を取らない」ということに対して、周囲の人にこんなふうに思われてしまうことを懸念するかもしれません。
「自分勝手な甘やかされた子供」
「自分の思い通りにならないから怒っている」
「今の世代の流行」
「対立をどう扱ったらいいのかわからない」
「配偶者があなたを遠ざけた」
「インターネットなどの情報に影響された」
こういった周囲の視線が、親を遠ざけようとする私たちの心に罪悪感や抵抗感を植え付けてしまうのかもしれません。
でもあなたが親を遠ざけたい、実家と距離を置きたいと感じるのは、あなたにとって問題がずっと深刻だからだと思います。
親を距離を置く本当の理由
長年の努力が報われない: 何度も関係修復を試みたが、改善が見られない。
精神的・肉体的な健康への悪影響: 相手との関わりが、自分の心身に強いストレスや負担をかけている。
虐待や過剰な過干渉: 家族から虐待や心理的な操りを受けている。
子供の保護: 子供を守るために、有害な家族との関係を断つ必要がある。
心の傷が再発: 相手と接触するたびに、過去の傷が再び開かれてしまう。
自分自身を犠牲にする: 相手との関係を続けるためには、自分の価値観や人格を否定しなければならない。
他の家族メンバーの保護: 相手が他の家族メンバーを傷つけているのを止めたい。
相手とのコミュニケーションが困難: 相手に自分の気持ちを伝えたり、状況を改善するための話し合いができない。
実際には「親や実家と距離を置く（連絡を断つ）」ことは自分自身を守るための最後の手段として選択されることが多いのです。
これは血が繋がった家族との関係では、あなたにとって本当に苦渋の決断だと言えると思います。
エンパスさんへのメッセージ
こんな時
・親を大切にできない自分はダメな子どもなのではないか？
・年老いた親を傷つけているのではないか？
そういった罪悪感を感じてしまうと、周囲の人に自分の正当性をわかってもらおうと行動して徒労に終わったり、結局自分を責める方向でエネルギーを消耗してしまいます。
自己肯定と選択の自由 あなたには、自分の選択を正当化する必要はありません。自分にとって最善だと思うことをする自由があります。
家族からの解放 親や実家の家族との密な関係が必ずしも良いとは限りません。時には、家族から離れて自分の癒しや成長を優先することが必要です。
他人の期待からの解放 周囲の価値観や評価にとらわれず、自分の素直な感覚や本音に従って生きていくことが大切です。
自己回復の重要性 心と体の癒しを優先し、自分自身を大切にしましょう。
自分の価値観を大切に あなたの大切な思いや経験を、安易に他人に曝け出す必要はありません。
最後に
幼少期のトラウマを乗り越えることは、繊細で時間がかかるプロセスです。 あなたが選んだ道が最善であることを、誰かに証明する必要はないということを知っておきましょう。
家族から離れること、心の傷を癒すことに取り組むこと、自分にとって必要なことを正直に表現すること、これらに対して、誰かに承認してもらったり、なぜそうするのかを証明したりする義務もありません。
世の中は「家族を大切にすることが善」という考え方のもと、理不尽な親でも感謝して受け入れるべき、という考え方をあなたに押し付けてくるかもしれません。
時にはその概念を壊しても、あなたがずっと人知れず感じていた痛みや心の傷を一つずつ修復していく必要があります。
これは根気のいる作業ですが、あなたが親の価値観ではなく「自分」を生きるためには重要で必要なプロセスです。
大切なのは、これまでの親との関係を一度リセットしても、あなた自身を深く理解して自分を生きる方法を習得し直す時間を持つことです。
辛抱強く、自分自身と向き合っていきましょう。
エンパスの感受性は、自分自身の本当の 価値観やニーズに気づく大きな力にもなることを、忘れないでいましょう。
MUERA
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「エンパスの疲れた心が軽くなる ◡̈」
南の島通信𓂃𓆉𓈒𓏸
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