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猫と飛行機の旅 Part3 Fliegen mit Katze

180日間の待機中の間、あーちゃんに外の騒音や乗り物に慣れてもらおうと、リュックサックに入れ、何度も何度も一緒に出かけるようにした。
最初は、リュックの中で、落ち着かずにぐるぐるしていたけれど、慣れてくると静かに座って外を眺めたるようになって、連れて行く時も抵抗しなくなり、練習の成果あり!

ずいぶん堂々とし佇まい!でも、鼻は真っ赤😆

5.  事前届出 Vorabbenachrichtigung
次のステップは、出発の40日前までに、到着予定空港を管轄する動物検疫所へ届出書を提出する。
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/import-other.html

提出して不備がなかったら、動物検疫所より「届出受理書」が届く。
動物検疫所とは、全てメールでのやり取りでやり取りが行われる(Faxでも可)。必要項目全てが正しく記入されるまで、とても丁寧に対応してもらえ、この過程は問題なく終了。

届出受理書

この受理書を受け取った後に変更等(到着日、輸入頭数など)がある場合は、必ず知らせること!でなければ、入国不可!

6.  出国前の臨床検査 Gesundheitliche Untersuchung vor Abreise
出国日の10日以内に民間獣医師、または政府機関の獣医官に健康診断を受け,
その際に、下記の書類を獣医師(獣医官)に記載してもらう。
重要なのは、狂犬病にかかっていたいかという事と、他国への入国が可能な健康状態かどうかということ。

http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/attach/pdf/import-other-3.pdf

私は、ドイツを出る1週間前に自宅にFelmo動物病院の獣医さんに来てもらい、診断後、私が用意していた上記の書類を獣医さんに見せ、記入してもらった。

7.  輸出国政府機関発行の証明書を取得  Veterinärrechtliches Gesundheitszeugnis
動物パスポート、6の書類、抗体検査の結果、そして輸出される動物を連れて、その町にある政府機関に行き、書類と輸出する動物の簡単な検査をし、問題がなかったら、政府の印鑑をもらう。

私は、このミュンヘンのサイトからすぐに予約が取れ、当日も私一人だけだったので、スムーズに済んだ。
かかった費用は、8.5ユーロ。

出国前の手続きは、ここまで(長かったなぁ)。

出発前に居候させてもらっていた友人宅のキンバくんと

続いて、Part4では、出国、入国での手続きや飛行機の中の様子をお伝えします!

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