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ハイパーダサいミュージックビデオ伝説 第2弾

おはようございます。ムラデです。
まだまだあります。ダサいミュージックビデオ。
今回もなかなかに最高なビデオ達が出揃っているので、楽しみにしてて下さい。
第1弾同様、10作品今回も紹介していきますね。

Scorpions - I'm Going Mad

ドイツを代表するハードロックバンド、スコーピオンズの初期の1曲。
最初の1分間見てもらえると分かると思うけど、とにかく映像の使い回しが酷い。メンバーがカメラ向けられて恥ずかしそうにはにかんでる仕草で爆笑。いつの間にかメンバー1人だけ崖の上にいたり・・・ダサさにプラスして少し狂気じみたものを感じる。しかしこの曲自体は後々のゴリゴリなハードロック路線のスコーピオンズとは全く異なり、サイケデリックで本当にカッコ良い。いい具合にトリッピーな気分を味わう事が出来る。ちなみにこの時のスコーピオンズはルドルフ・シェンカーとマイケル・シェンカー兄弟が在籍していたごく短い期間の貴重なラインナップでしたね。

Dio - Holy Diver

こちら、レインボーやブラックサバスで過去にボーカルを務めた事があるディオ様のバンドのミュージックビデオ。まるで中世を舞台にしたRPGゲームのような世界観で、ディオ様は剣士として活躍されています。しかしこのビデオ、まるでホームビデオのようなクオリティ。アマチュアが映画の真似事してYouTubeにアップしたみたいな。そこがたまらなく最高なビデオです。途中で鍛冶場に寄って剣をアップグレードするシーンとか、オタク心をくすぐる演出がほんま最高ですね。

Van Canto - Battery

こちらは、メタリカのバッテリーをドラム以外のパートは全てアカペラで演奏するという脅威のグループ、Van Cantoのビデオ。やっている事めっちゃ凄いんだけど、これは笑い無しには見れない作品です。何と言ってもアレンジがものすごくダサい。あと各メンバーの顔アップが面白すぎ。特に禿げている方のアップが最高で、思わず「こっち見んな」と言ってしまいたくなる最高な表情してる。また、アカペラ以外にも原曲にない不思議なアレンジが楽しめる。まさかギターソロまでアカペラとは思わなかったけど・・

Aztec Camera - Good Morning Britain

ネオアコ界の最重要バンドと言っても過言ではないAztec Cameraだけど、
こんな一風変わった曲も存在してたりする。クラッシュのミック・ジョーンズをゲスト・ボーカルに加えていたりもするんだけど、ビックリするぐらいメンバーの容姿がバラバラ。統一感に欠ける感じがめっちゃ面白い。
曲・ビデオ共にダサいのだけれど、ロディ・フレイムはカッコいいね。

Litfiba - Fata Morgana

Litfiba(リトフィーバ)は、1980年初頭にイタリアのフィレンツェで結成されたイタリアのロックバンド。イタリア語で歌っています。
観てもらえればわかると思うけど、これは高次元レベルのダサさだね。
ビデオの感じから、70年代ぐらいのハードロックバンドかと思いきや、まさかの1993年リリース。とんでもない化石を掘り起こしてしまった。

Cool Head Clan- Szazszor Oleij Meg!

このバンド、ウィキペディアによるとハンガリーの国民的なロックバンドらしい。上記のLitfiba同様、高次元レベルのダサさ。
曲がダサいのは勿論なんだけど、顔が面白いおじさんが沢山出てきてめっちゃ煽ってくるので、このビデオ観てるとすごいバカにされている気分になる。突き抜け具合が中々すごくて大好きなビデオです。
ボーカルの人はビビるぐらいめちゃめちゃ巨漢。他のビデオも軒並みダサいので興味ある人は是非チェックしてみてほしい。

Backstreet Boys - I Want It That Way

今回紹介した中では一番知名度が高い曲なんじゃないかな。でもビデオまで知っている人はあまり少ないのではないだろうか。この曲、ビデオがダサいんです。スローモーションの出し方とか、途中でファンの静止画挟む演出とか、空港で白い衣装にチェンジして踊っているシーンとか、もう色々ダサい。ダサいというか、どちらかというと古いって感覚なのかも。
今のポップスターはもうこんなビデオ作らないだろうな。なんかそう思うと切ない気持ちになる。

陣内大蔵 - 僕は風 君は空

昔メントスのCMに使われたりした曲らしいんだけど、ビデオがダサいんです。絶妙な顔立ちをどアップ&スローモーションでずっーと観させられるので、なんかムズムズする。ジャケットを着たり脱いだり、せわしないです。しかしながら曲は爽やかでエバーグリーンでホント最高なので是非聴いてみてほしい。

Deep Purple - Call Of The Wild

解散後、イアン・ギランがボーカルを務めていた頃の第二期メンバーで再結成したあたりのデイープ・パープルの曲。これは曲もビデオも本当にダサい。というかむしろつまらない。。個人的にはディープ・パープルの一番の暗黒時代だと思う。散々言ったけど、全く笑わない・気難しいで有名なリッチー・ブラックモアがビデオの最後に若干笑っている非常に貴重なシーンもあるので、侮れないビデオでもある。

氷室京介 - SQUALL

氷室京介のキャリア中期の名曲SQUALLのビデオ。
冷静に見れば普通に色々ダサいはずなのにメチャクチャカッコよく見えてしまう凄いビデオ。ヒムロックのカッコつけ方があまりに突き抜けすぎて、もう色々凄い。他の人が同じことやってたらただのダサいビデオだと思う。
氷室京介のとてつもない人間力を見せつけられる最高のビデオでした。

最後に
今回も10作品紹介したけど、如何だっただろうか。
ダサいMVは個人的にはみんなが手軽に楽しめる短いポップコーンムービーだと思ってて、しっかり後世に伝えていきたいので第3弾もそのうちやりたいと思います。
我々Muddy Daysも2020年11月に新しいMVをリリースしたよ!
勿論今まで紹介したMVの影響を多少なりとも受けているので、そういう視点でも楽しんでもらえたら嬉しいです。




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