怒る対象を過つ人たち

例えば社会で優遇されているステータスを持っていない側が持っている側を叩くとする。でも本当に改善したいなら叩くべきは優遇している社会の方だ。なぜなら優遇うんぬんは本人の意思に関わらず受動でその当事者自身に由来しないことが多いからだ。しかし社会通念の改善というのは時間がかかるので、短期的に見て自分が気持ちいい方法を人は当然とる。それゆえ当事者を叩いてストレス発散するのだ。ちなみに怒り狂い、他人を攻撃する人に最も有効なのは落ち着いた頃に話を聞き、その人の大変さに寄り添うことである。

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