葛西臨海公園

画像1 葛西臨海水族園。設計は谷口吉生。
画像2 谷口氏のデザインする建物の特徴は水を用いた水平面が作り出す横の線と、建築物によって作り出されるそれと対照的な縦の線ではないだろうか。
画像3 まっすぐ伸びた線が垂直に交わる様はダイナミックでもあり、スタティックでもある。
画像4 葛西臨海水族園では、エントランスを取り囲む円の前半分が広場に、後半分が水面になっている。水面の先は海だ。その借景は巨大な水平面だ。それはエントランスに設けられた水面と一体になり、どこまでも続いていくようですらある。
画像5 おそらくその施設の設計上の必要、中央に円柱状の水槽が配置されているため、エントランスのドーム、その周囲の広場と水面と円形が配置されている。
画像6 思えば、水平線もまた本当は曲線なのだ。
画像7 それは地球の丸みだ。
画像8 海は直線と曲線の出会う場所であり、葛西臨海水族園という建造物もまた、同じように直線と曲線を内に秘めている。

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