オルカパブリッシング

オルカパブリッシングは現実と幻想のあわいを所在地とする出版社です。主な出版物は「哲学から鉄道まで、総合カルチャー誌『無駄』」そのフリーペーパー版の「MD」など。ラインナップは増える予定です。たぶん。文学フリマ東京出店予定です。BASEのしゃち書店でも売っていたりします。
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    無駄 vol.1

    A4サイズ。 2019年の文学フリマ東京で販売した雑誌です。 素人集団の小説、雑談、エッセイなどなど。 素人といえど、簡単に侮れない手練揃いです。 マンガ家の座二郎さんのインタビューも掲載されています。
    700円
    しゃち書店
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    無駄 vol.2

    もくじ 星のかけらの子どもたち(小説)兼藤伊太郎 ぼくらの上に降り注いだすべての爆弾 ニコ・タナヴィッツ シャンパンスーパーノヴァ(小説)兼藤伊太郎 若者のすべて(小説)兼藤伊太郎 わたしは彼を殺さないことにした(小説)兼藤伊太郎 Metamorphosis ニコ・タナヴィッツ わたしはドアマットです(小説)兼藤伊太郎 人間を救えるのは人間だけなんだ タナカダイスケ まほうのじゅうたんにのったこどもたち え・なお おはなし・ダイスケ 木を切る(小説)兼藤伊太郎 ヤモリを飼う タナカダイスケ ヤモリが死んだ(小説) カエデ・アグ 書いた人に聞いてみよう カエデ・アグインタビュー おかえり(小説)加藤真冬 書いた人に聞いてみよう 加藤真冬インタビュー 編集後記 タナカダイスケ 人間性を取り戻すための小さな紙の束。 紙の色は一冊ずつ違います。
    500円
    しゃち書店
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    暗闇の中で自転車に乗るクマ

    タナカダイスケによる絵。 キャンバスにアクリル絵の具。 額装はしていません。
    4,000円
    しゃち書店

永遠の黄昏

 永遠の黄昏の中に、わたしはいた。わたしはまだ幼く、つまり永遠の黄昏の中においては、わたしは永遠に幼い稚児なのだが、その幼いわたしの小さな手を引いていたのは父で…

バカ

 その頃の世界はバカばかりとなっていた。別にどこかに優れた存在、例えばこの筆者は優れていて、そこから蔑むような態度でそう述べられているのではなくて、実際に、世界…

麻酔

 手術を受けることになった。生まれて初めての手術だ。どうにか手術を回避できないものかと医者に相談したが無理だった。とにかく手術が怖い。 「怖い怖いって言っても」…

国家

 わたしの出会った男の話だ。いや、男と出会ったのではない。国家と出会ったのだ。その男は国家だった。その男が国家なのだ。  国家である男は言った。「わたしは国家で…

天罰

 その日、その時、天に声が響き渡った。神の声である。その惑星中隈無くであったので、真夜中、ほとんどの人が眠っていたという地域もあったし、これから出勤だ、という地…

あとをつける

 なぜその男を尾行しているのか、その男が誰なのか、まるでわからない。とりあえず、男の後ろ姿に見覚えはない。これはおそらく夢の中なのだろう。夢の中特有の浮遊感、虚…