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未来は予測可能②本で知る未来

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本にはしばしば未来に関する内容が書かれている。

よくマンガに書いてあったことが現実になると「予言だ!」と話題になることがあるけど、おそらく予言ではなく知っていて書いているとわたしは思う。

未来がどうなるかはある程度決まっているからだ。


未来が描かれている有名な書籍を紹介する。

1932年刊行、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』


1949年刊行、ジョージ・オーウェルの『1984年』


1973年刊行、ミヒャエル・エンデの『モモ』


モモはまさに現代の状況が描かれており、他の2つは更に未来の状況が描かれている。似たような内容で書かれている小説は他にもたくさんあり、細かい部分に差はあっても大筋を見るとだいたい同じことがわかる。

どんな本が出版され人気になっているかというのは未来を推測する上で欠かせない。


例えば数年前からキャンプが流行り始めた。

ゆるキャン△というマンガが人気になったり、ソロキャンという言葉が使われるようになったり、キャンプをしているだけのYouTubeも人気だ。

キャンプ道具を手に入れ初めてキャンプに挑戦した人もたくさんいるだろう。わたしもゆるキャン△に影響された1人だ。


そして最近とある本屋に行くとこちらの本がシリーズで目立つ場所に平積みされていた。

新刊ではなく2016年刊行の単行本だ。なぜ今ごろこの本が目立つ場所に置かれているのか。

この本だけではない。Amazonなどでも自分で水を作り出せる機械(除湿機の要領で空気中から水を作る)や、サバイバル系の商品が増えている。

企業がコストをかけて商品開発し販売するということは、需要が見込めているということだ。サバイバルするような予定がないのにサバイバル用品を売っても一部のマニアしか購入しないだろう。それでは企業としても赤字だ。必要になるから売っているのだ

キャンプだけならともかく、その後にサバイバルに関する本が取り上げられていることに注目しなければならない。

今後、キャンプ道具やサバイバル用品が必要になるような状況になるということを教えてくれている。


本の内容や、どんな本が売られているか、それと合わせて世界情勢をチェックすると、どう考えてもこの先水不足や飢餓は起こるし、地震や災害で家にも住めなくなる人たちがたくさん出てくるだろうとわたしも考えている。

すでに発表されているものでも、富士山はいつ噴火してもおかしくないとか、首都直下地震・南海トラフ地震が80%の確率で起こると公表されている。国民にパニックを起こさせないことが大事だから(パニックを起こした人間が1番恐い)、30年以内と言っているが、早くて1週間、長くても2〜3年以内に起こるのではないかと思っている。

これが実際に起こったらどうなるだろうか。噴火だけでも火山灰の影響で首都圏には住めなくなる可能性がある。家を失う人が大勢いるだろう。火山灰で電気が止まってしまうと電気がつかないのはもちろん水道やガスも電気で制御しているものはすべて止まる。電車も動かないから関東から脱出するのも大変だ。

地震も併発したとしたらとんでもない被害になる。そうなるとキャンプ道具やサバイバル用品が必需品になってくるだろう。

経済もボロボロになる。銀行のシステムも止まってしまうだろうし。東京を中心とした日本の経済が破綻すれば世界にも大きな影響を与える。そうなる日のために世界はだいぶ前から戦争に向けて準備を進めている。最近は特に動きが多く日本周辺に様々な国の軍艦がきて訓練を重ねているのだ。

30年後に起こる地震や噴火のために何億もの予算をかけて今こんなに訓練をするだろうか?



よく、成功者は本をたくさん読むと言われる。

理由は1つではないけれど、本で未来に関する知識が手に入ることを考えると、時代がどう進んでいくか先を読んで行動している可能性もある。

本当の成功者はただ人気で売れる商品を作るんじゃなく、需要がある商品や今後大量に必要になってくる商品を先回りして研究開発する。AppleやMicrosoftもそうだろう。当時パソコンが流行っていたからパソコンを作ったわけじゃない。未来が読めていたからここまで成功できたのだ。

電気自動車を開発している会社も数年先のことを考えている。いますぐ作って売ってもそこまで売れないだろうけど、数年先にはほとんどの車ユーザーが電気自動車に乗り換えることを見越して作っている。


世界も国も行き当たりばったりで進んではいない

町の中小企業でも数年先まで企業プランを考えるのに、国が何も考えていないわけがない。この先起こることを考え、災害が予測される場合には被害を最小限にするためマンガや本を流行らせて準備させる。

「地震が80%きます。東京は危険です。準備してください」と言っても人は準備しない。準備しないどころか、この発表の後に関東で家を購入した人がどのくらいいるだろうか?オリンピックの選手村として使われていたマンションも即完売したというニュースがあった。地震で津波が来ると発表していてもあんな海の近くに住もうとする人がいるのだ。

直接言っても準備しない人が多いのであれば、マンガや本など受け入れやすい方法で影響力のある媒体を使うほうがいいだろう。


未来がどうなるのかは調べればある程度わかるので、自分の人生を後悔しないためにも、大切な人を守るためにも、情報を自分で調べて対策を立てることは必要だと思う。

未来を予測する方法はいくつもある。今回は本から予測する方法を紹介したが、できるだけたくさんの情報から予測した方が当たる確率も増える。1つの方法だけを信じるのではなく、広い視野でいろいろな角度から分析して考えることで十分に備えておくことができる。

時間がない

今のこの日常がそんなに長く続く予定ではないことを知って行動してほしい。




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