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「ととのう」には、なってみないとわからないって話。

こんにちは、はんぺんです。今回はサウナの話。
経験してみてわかったこともあるので書こうと思った次第です。

最近、サウナが流行っている


この頃フィンランド式とかって温度低めで良い匂いのするテントみたいなとこに入るサウナをよく見る。私もこの間した。キャンプに行ったときにおしゃれなテントがあった。爽やかさを感じる心地よい空間といった感じだった。メディアでは入る人たちのことをサウナーって取り上げていた。頭を守ったり、のぼせを防いだりする(らしい)サウナハットなんかも流行っているらしい。全体的に今までのサウナのイメージを変えようとしているのかなと感じる。少し前に流行ったロウリュウなんかもその走りだろう。

サウナにあまり入らない人の「暑そう」「つらそう」というなんとなくのイメージから「気持ち良い」「スッキリする」みたいに感じるように印象が変わっている気がする。
さらにそれに加えて同じように聞くようになった言葉が「ととのう」だ。

サウナ→水風呂→外気での休憩を3回ほど繰り返すことでなる体の状態。ランニングで苦しい状態を過ぎた後のスッキリ感、俗にいうランナーズハイのそれに近い状態らしい。この記事を書く前の私もなんとなくのイメージしかなかったが、今回改めてサウナの入り方を変えてみたら簡単に「ととのう」ことができた。

「ととのう」はツラいと紙一重


今までもサウナに入ってはいた。しかし「ととのった」ことはなかった。よくサウナに入る友人にどう入っているのかを聞き一緒に入ってみたのだが、いくつか今までと違うポイントがあった。後述するがきっちり時間で区切るのではなく自分のコンディションとしっかり相談して入ることが前提にあると感じたので無理は禁物である。

以下は今までと違う点。
まずはサウナに思っているより長めに入る。温度などによって違うようだが7〜10分ほど入るらしい。私はキツくて入っても3分ほどだった。5分を過ぎたあたりでぼんやりして熱さが体にかなり刺さる。個人的には少しつらかった。その後の水風呂。これが私は苦手だった。そういった方も多いのではないだろうか。私も今までは入れたことがなかった。しかし7分も入ると自然とあの冷たさを感じなかった。体の周りに熱のベールを纏っているみたいな感じ。冷たいけどどこか心地よいみたいな感じだった。そして最後は外気浴。ここが最高。「ととのう」はこのタイミングで一気に進む。

気持ちはスッキリし視界は明瞭になり、体は軽くとてもスッキリした感じ。一生こんな風にしていたいと思うような爽快感だった。外でボーッとしてる人が多くて寒くないのかなんて思っていたが、みんなこんな心地よい思いをしていたのかと納得である。ポイントとしてはサウナと水風呂でつらくなればなるほど、最後の気持ちよさが跳ね上がるといった感じだった。やはりランナーズハイに状況が似ている。時間をそこまでかけずに済むのだから多くの人がハマるのも無理はない。しかし、一つの疑問が浮かぶ。
これは身体にとって大丈夫な状況なのか…?

「ととのう」について調べてみた

以下東京銭湯より引用。

血流と心拍数はサウナで上がって水風呂で下がり外気浴で平常に戻る。
血圧はサウナで下がって水風呂で急激に上がり外気浴で平常に戻る。
自律神経はサウナと水風呂で交感神経優位になり外気浴で副交感神経優位になる。
この短期間での目まぐるしい体内の変化を反復させることが「ととのう」に貢献しているのだとか。しかし、高齢の方や高血圧、糖尿病心臓に持病のある方は危険な行為になる可能性もある。そうでない方もめまいや頭痛などを感じたらすぐにやめてゆっくりしよう。とのこと。


実際にととのってみて…


※以下は個人的な感想。
○かなりスッキリして心地よかった。
○気持ちがリフレッシュできるのでストレスを感じた時には良いと思う。
○水分がかなり抜ける(500グラムくらい落ちた)ので水分補給は大事。
○身体には良い疲労感みたいなのが残る。夜スッキリ眠れた。


なので元気な時には積極的にしてみようと思う。短時間でかなり非日常を味わえるという点はまさに未知の世界に足を踏み入れている感じだった。万人に勧められるものではないがこれはクセになりそうである。気持ちがニュートラルに戻るという点がとても魅力的に感じた。

今回も読んでくださりありがとうございました。 
はんぺん

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