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プロテインは飲まない方が良い!…のか?強い言葉をどう受け入れるかの話。【自分を変えよう。④】

どうも。はんぺんです。面白い記事があったので紹介します。※この記事の内容はプロテインを飲むことの是非については触れていません。
少し長めなのではじめの結論と引用記事だけでも読んでみてほしい。

今回の結論

情報は自分の中で取捨選択できるかどうかが
一番大事。思考停止のインプットと
アウトプットは危ないかもしれない。

また、理由をつけて話しているつもりでも

自分の好き嫌いに論は左右されがち。

極端な意見を強い言葉で言われる
その内容があってるかどうかは別として
無意識に気になってしまう。
ましてや権威のある人の意見はなおさら。

条件反射のように引用リツイートしたり
同意する内容を発信する前に
発信者や発信内容の好き嫌いを理解して
情報に対して自分の意見を持つこと
大事だよねって内容。

本文

まずは以下の記事を読んでみてほしい。
読んだ前提で記事を書いていく。
見出し内容原文まま。

「プロテインを飲んではいけない」健康のために運動する人に多い根本的勘違い タンパク質摂取で筋肉はつかない #POL https://president.jp/articles/-/45256

※私は筋肉やタンパク質の専門家でもなければ
プロテインパウダー(以下プロテイン)
を飲むことが良いか悪いか
はっきりいって分からない。
あくまでこの記事の内容から着目した
ポイントを抑えて考察した個人的な意見。 
また現在、プロテインを飲んでいるし
プロテイン自体を肯定しているから
そこを意識して話していこうと思う。

なかなかにとがった記事である。
ひとつひとつの意見に論拠を書いているので
たしかにサッと見る限り、プロテインを
飲まない方が腎臓に負担もなく
健康的になるのではと思う文章である。

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例えばこの上記の切り抜いた部分。
クリニックでの腎臓病リスクを
測る検査の値が級に上がった人は
プロテインを飲んでいたというもの。
それは事実なのわかる。

しかし、クリニックに通うということは
腎臓病リスクに少なからず不安、もしくは
既に悪い状態の人である可能性が高い。

なのでプロテインの悪影響を言い切りたいなら
無作為に選んだ健康な人の中で
プロテインを飲む人と飲まない人とで
検査をしても、数値が明らかに違うなど
前提が必要なのではないかと思う。

たしかに健康補助食品であるので
飲み過ぎはよくないだろうから
飲んでいる人は気をつける必要が
あるとは思う。適正量も人により違うだろう。

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さらには上記の内容。書いてある結果は
この研究では出たのだろう。
しかし議論に決着がついた。といって
1994年の17ページの論文で
言い切るのは少々乱暴な気がしてしまう。


高タンパクな食事をボディビルダーを
対象に取ってもらったが筋肉への
良い影響はなかったとある。

そもそもボディビルダーなら普段から
高タンパクな食事をとっていたから
変わらないという点で影響が
出なかったとも考えられる。
その前提がどうだったのかは
ここには書かれていないのでわからないが。

また、悪い点のみしか挙げていないが
良い点もたくさんの記事があり
できるだけ最近のものを私が調べたら
スマートフォンで調べるだけでも
2014年スキッドモア大学の研究で
「ホエイプロテインが身体組成の改善に
有効であること」の記事があった。

以下参考画像、リンク

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新たなメタ解析研究結果発表 ホエイプロテインが身体組成の改善に有効であることを示唆
https://www.google.co.jp/amp/s/prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000003.000007718.htm

まとめ

以上のことから引用記事を読み
「お医者さんが言ってるから
プロテインは良くないんだ!」
と、思うのは自由だが発言するのは危うい。


そのお医者さんも引用記事内では
プロテインの悪い点はあげているが
良い点は何一つ出していない。


両方の立場に立てていない以上
自分の経験と好き嫌いから
論を組み立ててしまっているのでは?

とさえ、疑問符が浮かぶ。

強く論を訴えようとしたら
自然と好き嫌いが混ざってしまうのも
わかるが、まず自分はどちらの立場に
立ってしまいがちかを自分で理解し
論の理由を探すべきではないだろうか。

権威のある人や有名な人の言うことは
説得力があるがなんでもかんでも
インプットしそのままアウトプットするのでは
それは自分のために逆効果なのかも
しれない
なと今回の記事で
とても考えさせられた。

意見と想い

私もアウトプットを始めた以上今回のことを
改めて意識して伝えていきたい。

今回の内容はテレビや広告、YouTubeなんかで
特によく見る。「絶対〇〇だけすれば痩せる」
とか、「〇〇してる人、人生損してますよ」

みたいに刺激の強い見出しで内容を引くやつ。

実際視聴者はその中身を見るかも怪しいし
見たとして、そのソースをちゃんと調べたり疑問をもったりするかも怪しい。

なので、見出しは強けりゃ強い方が
話のタネになるし記憶に残りやすい。
そうすればめっけもんっていう風に
私は捉えてしまう。

食べ物にしろ情報にしろインパクトの
あるものにはその裏になにかしらの
理由がある。
それを自分なりに咀嚼する必要が
あるし、その能力が今求められている
のだと
私は考える。

特に感受性豊かで他の人の意見をしっかり聞いてしまう人(昔の自分もそうでした)は自分の意見、自分とは何かを見失ってしまうのでは
ないだろうか。一度深呼吸して視野を広げて
見ることが自分も周りもラクになる。
情報に惑わされずに生きていきたい。

本日も読んでいただきありがとうございました
はんぺん

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