流石にChatGPTは無視して今後生きてはいけない
ChatGPTとは、OpenAIによってトレーニングされた巨大な言語モデルってやつです。
いやー、これは食わず嫌いしないほうがいいやつだと思います。
十数年に一度レベルの、「とりあえず思考停止で乗っておいたほうがいい波」なのではないでしょうか。
ざっくりChatGPTって
ChatGPTは「自然言語」生成タスクに特化しています。
このモデルは、大量のテキストデータを利用してトレーニングされており、人間のような「自然なテキスト」をすぐに生成することができます。
例えば、「新しい文章」を生成することはChatGPTによって呼吸するようにできちゃいます。
人間はさすがに「呼吸するように」は文章は作れないので、うまく利用することでコンテンツ生成タスクを効率化することができます。
たとえば、ChatGPTに「マーケティングとは何かについて300字で説明してみてくれ」と聞いてみましょう。
すると待っているだけでこんな文章をくれました。
どうでしょうか。ちょっと手直しするだけで全然使えそうですよね。
定義を最初で簡潔に述べて、
その内訳を簡単に説明し、
存在意義、目的も1行でズバっと整理して、
最後に全体をまとめる文章を入れる。
もちろん、現状だと、このまま出すと少し不自然な部分もなんとなくある気がしますが、まあとはいえ、すぐにこんな高品質な「材料」が手に入ってしまいます。
もっと知りたいChatGPTのこと
また、「わからないことを調べる」ときにも利用できます。
「物知りな博士」に聞くように質問するだけで、ある程度正確な答えがすぐに楽にもらえてしまいます。
余談ですが、物知りな博士は「なんとなくとっつきづらい」人も多いですよね。気軽に聞ける人って少ない。
そんな世知辛いこの世の中で、ChatGPT博士はいつ聞いても、何を聞いても優しく教えてくれるのです。
さっそく「ChatGPTとは何なのか300字くらいで小学生にもわかるように教えて」とChatGPT博士に聞いてみましょう。怒らないでどうか教えてください!
どうでしょうか。まあ、わかりますよね。小学生にもわかるかはちょっと謎だけど。
説明下手なおっさんがタラタラタラタラ話すよりも、
「そんなことも知らないの?マーケターならキャッチアップしておいて当然でしょ!」みたいなことも言われずに、
とてもわかりやすく理解できますよね。
さらにちょっと踏み込んだ使い方を考えると、言語学的なトレンドや文化的な傾向を調査することもできそうです。
例えば、ChatGPTを使って、過去数年間に使われた言葉の推移を知ることができます。
「過去数年間で日本語で使われる頻度が急激に増えた単語のトップ10」について、ChatGPT御大に聞いてみましょう。
・・・ところどころ「本当?」という部分はありつつ、まあ納得感はありますよね。
「2000年代の日本でよく使われていたが、2020年代の日本では全く使われていないと思われる単語のトップ10」も聞いてみましょう。
あ〜〜、「ブロードバンド」とかいいところ突いてる気がする!
この絶妙に「言われればたしかに」感。
「1960年代の日本でよく使われていたが、2020年代の日本では全く使われていないと思われる単語のトップ10」も聞いてみましょう。
まあ、色々ツッコミしたい気持ちはつのるものの、まあ、わかる。
ここから自分で頑張ればちょっとは効率化できた気はします。
さらにさらに、ChatGPTは小説や詩などの文学的作品を生成することもできます。人間の創造性をも模倣できるのです。
さっそく無茶振りをしてみましょう。
「象」と「遺伝子」で詩を作れ、とChatGPT先生に言ってみました。
「大股で歩くための足も、遺伝子が決めたと言われる。」
とても素晴らしいパンチラインをいただきました。
たしかに、大股で歩くためのあのとてもとても太い、心強い足。それも遺伝子が決めていますよね。わかるわかる。
もっと無茶振りしてみます。
「逮捕」と「ニコちゃんマーク」で詩を作れ、とChatGPT先生に言ってみました。
やべーーーーーーーー。
いや、なんか何度も読みたい。
てか最初からインパクトぶちかましてませんか。
「逮捕という言葉が鳴り響き」って。
「罪を犯した者に正義をもたらす。」とかかっこいい。
そして続く第二段落、「ニコちゃんマークは嬉しい証拠」。
「逮捕」という言葉に近くて遠い、「証拠」という言葉を持ってくるこのセンス。
いや、すごい気がする。面白い気がするぞ。
「思い出を作りたいと願う心を隠さない、楽しい時間を永遠に記憶に刻む。」
ニコちゃんマークは「思い出」に近いと判断してるんでしょうね。
そして「永遠に」という強い単語を持って来れるあたりすごい。
「逮捕とニコちゃんマーク、正義と喜びを表す言葉」。
なんだこれ。最後になんだよこれ。怖いよ。正義と喜びを表す言葉。
シニカルなのか?なんだこの感情は。
すいませんいろいろ興奮してしまいましたが、要するにいままで「クリエイティブ」だとされていたことも、完璧ではないものの、十分に手伝ってくれそうなわけです。
・・・みたいな感じでいろいろ試してみましたが、
今まだ使っていない方、ちょっとは「流石にこれは無視できないかも」って思えたでしょうか。
とはいえChatGPTもまだまだ課題がある
一方、もちろんChatGPTはまだいくつかの課題も抱えています。
例えば、ChatGPTはトレーニングデータに基づいて作られているため、不適切な情報、不正確な情報を生成することも全然あります。(トレンドの言葉とか正確かどうかは怪しいですよね)トレーニングデータにバイアスが含まれていれば、当然その影響を受けます。
ノーチェックでどんどん使っていこうぜ!は流石にその人の信頼性を落としそうだったり、「あの人日本語さすがにおかしくない?」とはなりそうだったりします。
さらに、ChatGPTは生成された文章を視覚的に判別することはできません。このため、生成された文章が適切な内容を含んでいるかどうかは人間が手動でチェックする必要があります。(これで問題になっていましたよね)
あとはデータプライバシーやセキュリティに関する問題も抱えています。ChatGPTによって生成された文章が個人情報や機密情報を含んでいる場合があります。ChatGPTを利用する際には適切なセキュリティ対策が必要、とはいえそうです。
まあでも、これは無視して今後生きていけない
以上のように、ChatGPTは革命的な技術であり、多様な分野で利用されています。ただし、まだ多くの課題が残されています。これらの課題を克服して、ChatGPTはより完璧なモデルとなり、人々の生活やビジネスに更に貢献することが期待されます。
無論、このnoteもChatGPT先生に手伝ってもらいながら書きました。ハイブリッド執筆ってやつです(今つくった言葉です)。いやー・・・書いててとても面白かったです。正義と喜びを表す言葉。永遠に刻みたい。
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