時刻表に乗る~西九州編~ vol.4
4.島原鉄道の旅
島原鉄道は、島原半島の東側を通る地方私鉄で、諫早(いさはや)から島原船津(しまばらふなつ)までは島原鉄道が、島原船津から加津佐(かづさ)までま口之津鉄道により敷設され、昭和3年(1928年)までに全線開業した。両社は昭和18年(1943年)に合併、昭和35年(1960年)から昭和55年(1980年)までは国鉄に乗り入れ、博多までの直通列車も運行していた。平成3年(1991年)の雲仙・普賢岳の噴火被災から復旧したものの、その後は苦しい経営が続き、利用者の少