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薪ストーブとポルトガル。

ここのところ、中長期的に脳内にはびこり続けている2大テーマ。

それが薪ストーブとポルトガルという国。

関連のなさそうなかの2つのテーマも掘り下げれば自分の中のどっかでつながってるわけで、どんな本を読んでいても合間にふと脳内に浮かび上がってくる。そんな存在。

薪ストーブの方は前から書いている増築の話ですね。

丸いドームハウス本体に本屋(と、セラピストである相棒の施術スペース)的四角い部屋を増築。

次の週末、いよいよ〇と□の開口・接合作業に入ります。

そうするとあとは床張り・本棚造り・・・そして薪ストーブ設置がメインの作業になってきます。
もちろん細かい造作はまだまだあるんですけどいよいよ残り作業も限られてきた感じです。

これから増築部は”現場”でなく”家の一部”になるわけだから、キタナイまんまじゃいけない。

そんなわけで雨の今日ですが増築部に・・・地下の収納も含めて・・・掃除機をかけました。ボロボロになっていた養生シートも剥いで。余分な材は昨日のうちに外の材置き場のシートの下に移動済み。

薪ストーブが稼働する前に接合作業をすると家全体のスペースが増える。そうすればこの時期、なんぼ暖冬と言っても寒くなるだろう・・・そこで旧い石油ストーブを引っ張り出してきて薪ストーブ設置予定の場所で使ってみます。バックドラフトを活かして巧く暖気が流れ込んでくるかどうか?まずは実験です。(せっかくだからいろいろやった方が愉しいわけです。)

薪ストーブは〇と□を繋ぐ土間の部分に設置され、〇も□も両方暖める狙い。

それまではコイツで、イメージを。(先日亡くなられた田渕さんの訳です。)

その作業が落ち着くであろう3月の終わりころ。

家族でポルトガルに出かけます。(こんなだから増築作業はナカナカ終わりません。)

カミーノ・・・サンチアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の旅・・・に2年前から家族で臨んでいます。

首都リスボンをスタート、その郊外まで進んだところで初回は終了。
(子供も一緒ですしね。ガツガツは進みません。公共交通機関による”ワープ”だって使います。)

今回は印象的な出逢いもあった初回最後の町、アザンブジャから古都コインブラあたりまでを目指します。

カミーノと言えば数コースあるのですが一番メジャーなのはフレンチ・バスクからスタート、コースの大半スペイン国内を歩く”フランス人の道”。

比べて我々が進む”ポルトガル人の道”は旅行者も情報も少ない。

そこで出来るだけの資料を取り寄せて(webも使いますがやはり紙の本です。)ツラツラ眺めるのが何よりも愉しみ。

こんなのも案外役立って面白いですよ。我々の旅は”観光旅行”というより”暮らすように旅する”ですからね。

ここまで本のタイトルを並べてきて。

ストーブに関しても、カミーノに関しても。

いわゆる実用書、ではないですよね。役立つ情報だけ探してるわけでもなさそう。

更に自分でも・・・この記事の最初の方に”読書の合間に・・・”なんて書いています。

ということはこの時間は読書ともちょっと違うのかな、と。

なんでしょうね。

でも名前なんかなくたって、限りなく豊かな時間であることだけは確かなようです。



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