OUTPUT大全を読んで③

 今日は日本画家新展を観に京都伊勢丹の美術館えきKYOTOに行きました。新しい日本画の表現を切り開こうと奮闘する作家の方々の作品を観て、私もより頑張らねばと思いた!

OUTPUT大全Chapter 2 後半

 昨日はOUTPUT 大全のChapter 2前半までを読み終えて、「科学に裏付けされた、伝わる話し方」という主題のなかでの対人関係における断ることの重要性について学びました。
 Chapter 2の後半では伝わる話し方の続編として人を褒める、叱る、謝る、説明する、打ち明ける、営業するそして自己紹介をするの7つのトピックから書かれていました。そんな中で特に印象深かったのが営業についての部分でした。

営業

 実は営業について私は何の知識もありません。自分の絵を売り込んだりするような経験も一つもしたことないので営業の仕事をしてますと人に言われてもいまいちピンと来ないのですが、本書に書かれていた「価値>値段」の考え方は実は私にも関係があるのではないかと思ったのです。

値段以上の価値

 商品の値段が安いから何かを買うのではなく、その商品の価値が高い割にその値段なのか!という考え方でした。その中で本当の意味での営業というのはその商品の「本当の価値」
「本当の素晴らしさ」「本当の魅力」を正しく伝えること
ということが書いてありました。それが伝われば売り込む必要も売りつける必要もないということでした。
 確かに私も普段から絵を展示させてもらう企画展や巡回展の宣伝をSNSですることが多いですが多くは会期日程を伝えて見に来てください!というだけでした。宣伝の仕方がこれだけでは確かに人は来ないなというのが今回のこの営業についてのトピックを読んで反省した部分です。
 その展示がどのような内容でどのような魅力、見所があるのか?この価値を伝えることが大切なのではないだろうかと考えさせられました。そういう意味でこのChapter 2の後半で読んだ営業の内容は非常に重要なことに気づかされたと思います。
 今回はこの辺りで終わろうと思いますが、最後にアウトプットがてら展示の告知をもう一度させていただきます。

 第19回佐藤太清賞公募美術展にて拙作一点を入選させていただきました。会期日程は上の画像の通りです。
 この公募展は出品資格に年齢制限が設けられておりかなり若手のフレッシュな作品が展示されます。日本画の世界の中でもかなり若手の芽が出始めたばかりの作家の作品が並びます。みなさんが頭の中で抱いている日本画という作品の概念を崩すような作品が見ることができると思います。しかも無料です!
 是非、お時間ありましたらご高覧ください。

 では本日もありがとうございました。