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カナダ・アメリカ MTB旅行記 Vol.1

2018年9月11日から24日までの日程で、カナダとアメリカにMTBのライドトリップに来ています。

海外遠征 準備

海外に自転車を持って行く時、何と言っても心配なのが飛行機輪行で自転車が傷まないか。
まずはその飛行機輪行に向けてマウンテンバイクを梱包します。
海外にMTBを持って行ったのは過去4回あって、いつもこのOSTRICHのOS-500 トラベルバックを使っていた。

これはこれでかなり完成度が高い。
外した前後輪をフレームを挟むように固定し、ハンドルバーも外してフロントサスと平行に固定してバックに入れる。
良い点は¥22,000とまぁまぁお手頃価格である事、ソフトパックで程よくクッションが入っていて畳めてバック自体も軽量な事、自転車を入れても肩ひもがあるので持ちやすい事、大きさも絶妙で、サイドとボトムにマチが付いているので、自転車以外にもヘルメットや靴、ザックなんかもたくさん入る。
悪い点は汎用性は高いけどやはりソフトパックなので、このバックだけのクッションでは不安がある事、上手に梱包しないと自立しない事。

このバックで過去に1度だけ、帰りの飛行機輪行でダメージを受けた事がある。
フロントギアがバックの底から飛び出していて、ギアが削れてなくなっていた...。コンクリのような床を引きずられたと思われる。
それからホイールにローターを付けっぱなしだった為、ローターが曲がってしまっていた。。

そんな事もあったので、フレームやコンポを段ボールやらプチプチやらで補強するのだが、これが結構めんどうくさい。
EVOCやSCICONといったハードケースの方が安心だが、5万円以上するので、年に一回使うか使わないかなので高すぎて買えない。。

手頃な値段で、もう少し丈夫なバックはないものか...と探して、今回はこのプラ段、QbicleのBikeporter スタンダードサイズを買ってみた。

価格は¥14,500とお手頃。
ケース自体はプラ段(プラスチック段ボール)なので割と丈夫。
折り畳めて、とても軽量。
持ちにくいのが欠点だが、別売りのショルダーテープがついたオーバーバックを買えば良かったかな。

ロードバイク用だったので、MTBが入るか心配だったが、なんとか入った。
一応、こんな感じで最低限の補強はしておく。

リアディレーラー、ハンドルバーは外し、ホイールのローターも外した。
入れてみると、縦方向には結構余裕があるが、横方向はギリギリだった。
私のMTBは27.5インチで、フレームサイズはSなのでホイールベースは短め。
29インチや、フレームサイズが大きいバイクだとフロントフォークも外さないと厳しいかも?

でもソフトバックよりはとても安心感がある。
これなら引きずられても底も生地じゃないので破れる事もないだろう。

バンクーバーに向けて出発

9月11日 大阪伊丹から羽田、羽田からバンクーバーへANAで向かいます。
本当は関空からのエアカナダ ルージュの直行便で行くはずだったが、台風21号の影響でその便は欠航。
ANAのマイル特典航空券だったので、ANAの便に振り替えとなった。
乗り継ぎで余計に時間はかかったが、なんとか無事飛び立てて良かった。

気になる飛行機輪行の料金だが、ANAのエコノミークラスは預ける手荷物の3辺の合計が292cm、重量23kg以内なら2個まで無料だった。
事前に自転車がある事、サイズと重量も連絡しておいたので、何事もなくスムーズに預ける事ができた。

もう一つ、心配だったのがサスペンション。
最近サスペンションが危険物扱いされて、持って行けなかった...なんて話も耳にしていた。
FOXやROCKSHOXといった大手メーカーのは大丈夫とも聞いていたが、一応メーカーが提供しているサスペンションのオイルの成分表をダウンロードして持参した。
私はROCKSHOXだったが、結局、保安検査で特にチェックもされずに通過できた。

羽田発 21時50分の便で出発し、その日の14時45分にバンクーバー空港に到着。

MTBも傷なく無事で一安心。
そんなこんなで今回は何かと心配事が多かったが、ようやくカナダに上陸。
明日から思いっきり遊ぶぞー!

(つづく)

#ブログ #自転車 #旅行 #アウトドア #マウンテンバイク #カナダ #アメリカ

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