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今年3度目の能登半島へ~わたしがボランティアついでに見た5月の能登~

はじめに

能登半島へボランティア活動ために訪れました。
記憶、記録のためにも、今回の訪問で見たこと、感じたことなどを投稿しています。

過去の2回の訪問も投稿しているので参考にしていただければ。

道中

都合により早朝の能登路を走りました。
海は穏やかでしたし、朝日が綺麗でした。

朝から多くの車両が走行しています。
工事関係の車両が、七尾、金沢方面から穴水・輪島方面に走る様子が見られました。
宿舎の関係でしょうかね。
遠くの移動、ご苦労さまです。
安全運転でお願いしますね。

帰路には、廃棄物を運搬する沢山のトレーラとすれ違いました。
各市町の集積場所に集められた廃棄物を搬出するトレーラだと思います。
作業が進捗しているからだと思います。

珠洲市

大谷

珠洲市街から大谷へ向かう国道249号が大谷トンネルが崩落、大谷ループ橋が被災していることから、迂回路を走り大谷へ向かいました。

その迂回路も片道交互通行や農地に盛土した仮設道路での復旧がされているなど、想像を超えた被害状況でした。
どの地区も、路肩の崩落や道路の亀裂、沈下などが見られ走行には細心の注意で徐行などしながら走りました。
まだ暗くなると怖い状況が続いていますね。

通行止、まだまだたくさんあります

また報道されていたように、海岸で隆起している状況も見ることが出来ました。
隆起したために海底部分が海水に浸からなったためか、白くなっている様子がわかりました。

白いのは塩?

日置

日置への道は県道52号線。
以前にも通ったことがある道ですが、こちらも片側交互通行があり、のり面の崩落、巨石が道路をふさぐなどの箇所があり、谷側に盛土をして通行を確保している状況が見て取れました。
県道28号線から夕陽が海に沈む様子を眺めましたが、とても美しかった。

夕陽

三崎

日置からは県道28号線を時計回りに三崎へ向かいました。
一部で片側交互通行がありましたし、津波被害の様子も見られました。
地震により倒壊した家屋とは違う雰囲気でした。
上手く言い表せません。

津波の跡っぽい

ちなみに、能登半島先端付近の珠洲市等での浸水範囲の検討結果が公開されていますので、ご参考に。

日本地理学会災害対応委員会 津波浸水範囲の検討結果(1月6日公開)
令和6 年能登半島地震変動地形調査グループ(日本地理学会)第二報より引用
日本地理学会災害対応委員会  津波浸水範囲の検討結果(1月6日公開)
令和6 年能登半島地震変動地形調査グループ(日本地理学会)第二報より引用

若山

ご縁ある #小山真徳 さんの #奥能登国際芸術祭 作品がある地域、若山の北山地区。
こちらも訪れることが出来ました。
地震による地すべりも酷く、なんとか通行できたという感じです。
作品のある場所も、地震により地滑りしている様子が見て取れました。

路面の酷さ

調べたところ、土砂災害警戒区域(地すべり)に指定されていました。

珠洲市土砂災害警戒マップ

能登町

能登町では、小木港の様子なども見ることが出来ました。
能登町の対岸に見えたのは立山連峰です。
雪が残る立山連峰は好きな風景のひとつなので、テンションが上がりますね。

立山が見えた

小木ではお祭りが行われていました。
『とも旗祭り』というのだそうです。

1隻しかなかったのは、規模を縮小せざるをえなかったからかな。
でも、みなさんが楽しんでいる様子が見られて、幸せな気分になりました。

勇壮な感じ

もちろん、能登町でも地震の跡が各所で見られました。

おわりに

公費か私費かはわかりませんが、解体が始まっている様子も見ることが出来ました。
なかなか復旧、復興が進まないもどかしさを多くの方が感じているところだと思いますが、一歩ずつ、一歩ずつ。
だんだん加速していっていただければと思っています。

次に訪れた際に変化が見られることを願って。

では。


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