見出し画像

コモンズ30ファンドの月次報告~わたしの読み方・2024年1月運用分~

コモンズレター

#コモンズ投信 、#コモンズ30ファンド のコモンズレター1月運用分が公開されています。

コモンズ30ファンド_コモンズレター

渋澤と伊井の想い

今月は社長の伊井さんのコメントです。

皆さまのお陰をもちまして、この度、コモンズ30ファンドが15周年を迎えました。当ファンドは、15年間継続して資金流入(全運用期間の181カ月中165カ月で資金流入)をいただいています。心から感謝申し上げます!

コモンズレターより

15周年おめでとうございます。
そして、わたしの大切な #お金 の積立て、#コツコツ投信積立 に対応してくれてありがとうございます。
以下のコメントにも書かれていますが、いろんな事がありました。
ひとつひとつが大切な思い出です。

現在の投資先は31社、平均保有期間は11年を超えています。世界の長期投資家と比べても長めです。個別にも長い投資期間を経て東京エレクトロン、ディスコは投資開始以来約30倍(株価上昇と配当の合計)、シスメックスが約20倍に、ダイキン工業が約17倍になりました。まさに、外部環境の変化を乗り越えて活躍する企業ばかりです。もちろん、成功事例ばかりでなく、やむなく売却させていただいた銘柄もあります。

コモンズレターより

伊井さんのコメントにあるように、やむなく売却されてしまった会社もありましたね。
そこには納得できる理由がありましたし、しっかりと説明を聞かせていただきました。
その結果、大きく成長する会社もあり、そうでない会社もあり。
プロにしても難しい世界だなと、改めて思うところです。
とはいえ、30銘柄に厳選して、平均保有期間が11年。
15周年が分母の11年ですから、長期保有が実践できていて、成果も得られているファンドなんだと改めて思います。

今月のピック!

コマツ、日立製作所、セブン&アイ・ホールディングスの3社が取り上げられています。
「価格よりも価値を見る」様子が見て取れます。

コマツ

カーボンニュートラルや電動化へのロードマップも自助努力や外部連携もふまえ新製品の開発や市場導入も順調に進展しております。

コモンズレターより

建設機械は、土木関係者にとって、特にCO2排出の根っこのような気がしています。
建設機械メーカーの技術開発にも期待したいところですね。

日立製作所

国内では、送配電事業者10社により設⽴された合同会社から「次期中央給電 指令所システム」を受注しました。日立製作所の国内での電力会社向け基幹システムの開発実績や、グローバルでの日立エナジーによる基幹システムや需給調整市場の関連システムなど豊富な導入実績が評価されたようです。これにより、全国の電⼒需給調整システムを共有化し、電⼒の安定供給に貢献していくとのこと です。

コモンズレターより

日立製作所が何を製作している会社か、改めて見てみようと思いました。
事業を産み出して、気が付けば売却をしているイメージでしたので。
わたしの勝手で偏ったイメージですが。

セブン&アイ・ホールディングス

2018年に一部店舗を買収した米国の中堅コンビニエンスストアのスノコLP社から新たに事業を追加取得することを発表しました。204店舗(全店ガソリンスタンド併設)を取得し、買収価格は950百万ドルです。今後もM&A案件は増加するもようです。

コモンズレターより

直接関係する話ではないにしても、国内のコンビニエンスストアにおいて、ローソンで資本移動のニュースが流れていました。
生活の一部となったコンビニですが、どんな変化、進化があるのでしょうか。
セブン&アイ・ホールディングスの今後の動きにも注目したいですね。

コモンズ30塾 投資先企業「味の素㈱」をお迎えしてASVレポートを読み解く

セミナーの『コモンズ30塾』の様子が紹介されています。
参加したかったセミナーです。

ご担当者からのお話で最も印象に残ったのは、味の素の強さの1つが“失敗作の蓄積”であるということです。
味の素が提供する「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」は、今や半導体業界では欠かせない材料ですが、開発過程ではたくさんの失敗を重ねているそうです。
半導体は材料同士の適合等、複雑な調整が命取りとなるそうですが、そうした失敗経験やそこで得た知見を蓄積しておくことで、パートナー企業で問題が起こった際にも素早く対応ができるそうです。
味の素㈱=食品というイメージでしたが、半導体業界のビジネスパートナーとしての姿も垣間見えました。

コモンズレターより

味の素といえば、思い浮かべるのはやっぱり「味の素」ですが、様々な事業を手掛けているんですね。

ホームページを開くと、「味の素グループの目指す姿」がありました。

味の素グループは、100年以上前に「おいしく食べて健康づくり」という志をもって創業しました。アミノ酸の研究を起点として、アミノサイエンス®を軸に成長し、全世界で3万人を超えるグループ従業員と共に、7億人を超える生活者に商品を提供しています。

味の素ホームページより

味の素のアミノ酸には、少なからずお世話になっています。
かつて化学調味料(現在はうま味調味料)という言葉がありました。
その名前のために悪い印象を持った方もいるかと思います。

サトウキビを原料に、発酵工程を経て出来る、グルタミン酸ナトリウムから生まれる調味料です。
出汁をとる昆布にもグルタミン酸が含まれています。

さらにスクロールしてみると、統合報告書がトップに出てきました。
統合報告書への思いだと受け取りました。

コモンズSEEDCapからのお知らせ

1月に実施されたイベント、「奥田さんと現場をあるくほうぼくツアー開催」が紹介されています。
わたしも参加していただきましたし、わたしのもnote投稿も拾っていただきました。

リンクが行替わりしているためか、上の部分

https://note.com/mt_tetsu/n/naf1e406abb

をクリックしても、#404美術館 にリンクが飛ぶのはご愛敬です。
8f
の部分をクリックすると、ちゃんとしたページに飛ぶも、わたしらしい感じがして、いいかもと思います。

24年1月運用報告動画

動画でも説明をされています。
運用報告書で読んで感じ、動画で見て聞いて感じる。
運用会社の方がどんなひとかを知る、いい機会だと思います。

では。

この記事が参加している募集

404美術館

お金について考える

関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。