西表島

価値観が変わった西表島と石垣島での生活

ペットシッターの仕事で行き詰まり、3つの仕事で違う業界の仕事に従事した私は、ペット業界に戻り、どのような道を進むのかを整理し、一度実家を出た生活する為に沖縄に行こうと決めます。

私は福岡が大好きで特に出るつもりもなかったので、当時福岡以外の街で住むとして真っ先に思い付いた場所が、旅行で訪れて気に入っていた沖縄でした。

その事を親友に話していると、「八重山諸島の情報を発信している『月間やいま』という雑誌があって、そこに求人情報が載っているよ。」と教えてくれたのでした。

月間やいま

早速私は『月間やいま』を取り寄せ、求人情報蘭から西表島の住み込みのホテルの仕事を見つけました。さすがに住むところも仕事も決めずに新しい土地に住むという事に不安があったからです。

ホテルに電話で連絡を取り、自分の履歴書を郵送で送って採用の連絡を受け、私は西表島に渡る事になりました。このホテルで働く事によって、住むところと食事が提供され、+日給をもらえるので何の不安もありません。

沖縄が好きとは言っても、訪れたのは本島だけで、その時の西表島の知識と言えば、「イリオモテヤマネコ」が住んでいる島というぐらいのものです。

イリオモテヤマネコ

まずは福岡空港から石垣島へ飛び、石垣島からパワーボートで西表島に到着。その船のスピードが思いのほか早く、海の上でバウンドしたのはかなりの衝撃でした。。(笑)ホテルの方に港まで車で迎えに来てもらい、いよいよホテルへ到着。

仕事が決まった『西表アイランドホテル』は家族経営の3階建てホテルで、ホテルを運営するメインのメンバー以外に、私のように滞在しながら働いている別のスタッフがいました。

- 東南アジアを放浪した後に、西表島にたどり着いた頭にターバンを巻いている横浜出身の男性
- 冬は雪山でスキーのインストラクター、夏は南の島でリゾバをしている新潟出身の女性
- 医療関係→タイに行き、天使の入れ墨を彫った京都出身の女性
- お母さんがユタの霊の見える石垣島出身の男の子

彼らと過ごし、一緒に仕事をする事で、私の持っていた固定観念はガラガラと音を立てて崩れる事に。

私が福岡にいて、海外に行くと決める前に持っていた狭い世界での人生のイメージは、学校に行き、仕事をして、ゆくゆくは家族を持ち、子育てをしながら福岡で暮らすというぐらいのものでしたが、一緒に働いていたメンバーが歩んでいる人生は、全く自分の範疇を超えた生活だったからです。

そのいくつかの体験を次回からのnoteに綴りたいと思います。

小梅

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