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4/23オンライン朝活読書部レポート【Next Innovation Kansai】

川西さん…学問のすゝめ

本の交換会でもらったことをきっかけに、読んでみることにされたそうです。内容は齋藤孝さんによる訳本で読みやすいとのこと。
福沢諭吉は、実生活、経済も学問であると言っています。「天は人の上に人を造らず」。生まれたときはみんな一緒。どうやって学んだかで賢い、貧しいが分かれていく。天が才能を与えているのではなく、その人の努力が才能になる。例えば、大工に工事を頼んでも納期遅れるのは当たり前で、それは自分の注文の目測が間違っているから。半年以内に何かを学びたいと言っている人も、今日やることも考えてないことばかり。昔の名著だけれども、現代にも通ずる言葉がたくさんありました。福沢諭吉は、人生の帳簿をつける。過去10年での損得、何をどうするのか、来年も同じ商売をしていて大丈夫かなど過去現在未来をしっかり棚卸しすべきと伝えています。明治時代から現代まで、ビジネス書で言ってることは大して変わらないと考えると、人間は意外と進化していないのかもしれませんw


なかあづさ…無意識がわかれば人生が変わる

認知についてのお話が興味深かった本日。良い・悪い、正しい・間違っているも個人の認知で決めているので、実際にはどちらでもない。中国の陰陽の考え方も同じ。どちらかだけにしても、片方が消えるわけではない。なので、良い・悪い、どちらもあっていいと考え、受け止めることを意識したいとのこと。また、怖れや痛みも同じで、無くなることはないので、「痛みはあってもいい」というふうに考えられると「何があっても大丈夫」と考えられるようになる。死への考え方も同じで、余命宣告された途端に生き生きするケースが多いが、誰しも余命宣告をされているようなもの。(平均寿命で考えるとあと何年生きられるのかはわかる)これも死への認知を変えるだけで、余命宣告を実際にされなくても同じ体験ができる。死を怖れて行動するのは動物の中では人間だけ。怖れからの回避行動でどんどん「今ここ」から分離していくことを自覚できるかということを伝えています。

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