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母と歩くはじめての尾瀬

尾瀬ヶ原の景色を見た瞬間「私、死んだ?」と思った

鳩待峠から森の中を下り、山ノ鼻へ。
そこから少し進むと「THE尾瀬」という景色が広がります。
あまりの美しさというか、この世ではないものを感じて、思わず「あれ、私、死んだんかな?」と言ってしまうほど。。
それくらい、尾瀬は強烈に「夢のような世界」を見せてくれました。

母が「尾瀬に行きたい」と言った理由

母になぜ尾瀬に行きたいと思ったのか?と聞いたところ、「夏の思い出という歌の中に憧れがあり、いつか行ってみたいところの一つだった」とのこと。
夏の思い出の歌詞は以下の通り。(検索するとケツメイシの曲が出てくる…)

夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬(おぜ) 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径(こみち)
水芭蕉(みずばしょう)の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空

6月はミズバショウの見ごろの季節でもあり、まさに曲の通りの尾瀬を堪能することができました。

私たちの尾瀬ヶ原ハイクコース

初めての尾瀬ということと、母の体力も考慮し、今回は尾瀬ヶ原をぐるっと回るコースとしました。1泊2日で宿泊は見晴の弥四郎小屋。平日だったため個室も用意して頂き、お風呂も入れて大満足でした。

【PHOTO】どこまでも続く木道とミズバショウやリュウキンカ、自然が織りなす鮮やかなコントラスト

※Youtube動画も現在編集中!完成したら改めてお知らせします。

▲山ノ鼻から少し進んだところ。ここで私と母が「夢のようや…」「あれ、私死んだ?」となりました(笑)

▲至仏山を見ながらミズバショウの群生を見られる場所。牛首分岐~竜宮間の道を少し逸れたところで見られます。

▲可愛いリュウキンカの道

▲見晴の弥四郎小屋に泊まりました。こちらにはコーヒースポットというカフェがあります!ケーキも食べられるし、カラフルなチェアが可愛くてテンション上がります。

▲早めに山小屋に着いたので、ゆっくりと親子水入らずの時間を過ごすことができました。

▲翌日、朝早く外に出ると見事な朝靄。この景色も夢のようでした。

▲ヨッピ吊橋の前で鹿のような木を見つけました。もうどの木も花も可愛くてずっとテンションが高い。

▲逆さ燧(さかさひうち)と言って、沼に燧ケ岳の姿が映るスポットが鳩待峠~山ノ鼻とヨッピ吊橋~東電小屋の2か所にあります。風が無かったらもう少しきれいに映るはずですが、これはこれで良しとしよう!

▲最後に立ち寄った植物研究見本園が一番ミズバショウがすごかった!ここは山ノ鼻から至仏山登山口方面に進んだところにあります。緑も多く、写真映えもして最高!

▲空を見上げると…ハート形の雲が!(帰ってから写真を見た叔母が気づきました!)

【ご参考】尾瀬ヶ原ハイクのタイムスケジュール

実は関西方面から尾瀬はめっちゃくちゃ遠い!!行くだけで6時間超かかります。
さらにハイキング後は水上温泉へ立ち寄ったため、移動時間がさらにロングに!
私たちのアクセス方法とタイムスケジュールは下記の通り。
色々寄り道しているので、もっと効率の良い行き方はあると思いますが、ご参考までに。

【1日目】
11:30:東海道新幹線/新大阪~東京
14:24:北陸新幹線/東京~高崎
15:28:JR両毛線/高崎~新前橋
15:41:JR上越線/新前橋~沼田
16:45:関越交通バス/沼田~古仲(鳩待峠バス連絡所行)
18:20:芭蕉の宿ひがし チェックイン
【2日目】※時間は大体です。正式なコースタイムではありません。
8:00 :宿の送迎で戸倉へ
8:30 :戸倉の乗り合いタクシー(900円)/戸倉~鳩待峠
9:00 :鳩待峠にて不要な荷物を預ける(200円/回)/ハイキング開始
9:30:鳩待峠~山ノ鼻
10:30:山ノ鼻~牛首分岐
11:10:牛首分岐~竜宮(竜宮小屋付近でお弁当)
12:30:竜宮~見晴
13:15:弥四郎小屋チェックイン
【3日目】
5:00:朝靄を見に起床
7:00:ハイキング開始/見晴~東電小屋
8:00:東電小屋~ヨッピ吊橋
8:40:ヨッピ吊橋~牛首
9:10:牛首~山ノ鼻
10:10:山ノ鼻~植物研究見本園
11:00:お弁当を食べる
11:30:山ノ鼻~鳩待峠
12:30:鳩待峠で荷物受け取り~バスで鳩待峠バス連絡所へ
13:30:関越交通バス/鳩待峠バス連絡所~沼田
14:30:JR上越線/沼田~水上(本数が少なく沼田で約1時間待つ…)
16:00:水上温泉 水上山荘 チェックイン
【4日目】
9:40:JR上越線/水上~新前橋
10:40:JR上越線/新前橋~高崎
11:00:上越新幹線/高崎~東京
12:00:東海道新幹線/東京~新大阪(私は東京に残り、母だけ帰阪)
14:30:新大阪着



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