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今日からはじめる、お得で心地いいエコアクション⑯洗濯ネットを変える

このnoteはエコな暮らしに目覚めたなかあづさが、めちゃくちゃ小さなことだけど、環境にも、お財布にも、自分の心にもやさしいエコアクションをご紹介していくマガジンです。

本当に小さいことですが、とても大切なアクションが「洗濯ネットを変える」です。このnoteでもプラスチックの問題点は何度かご説明していますし、すでにプラスチックを減らす取り組みや分別・リサイクルを意識しているという方も多いでしょう。

プラスチックの問題で厄介なのは、目に見えるプラスチックだけでなく、目に見えないほどに細かくなったマイクロプラスチック。これが、海に流れ、海洋生物の体の中に取り込まれ、最終的には私たちの体の中に入っていると言われています。マイクロプラスチックは毎日の洗濯でも海に流出していると言われているのです。

マイクロプラスチックを防止する洗濯ネットを使おう

ポリエステルなどの化成繊維は洗濯をするたびにマイクロプラスチックを流出していると言われています。化成繊維の衣類はマイクロプラスチックを防止する洗濯ネットに入れて洗濯しましょう!

パタゴニアではグッピーフレンド・ウォッシングバッグという洗濯ネットが販売されています。

私もこちらの愛用者。洗濯すると、マイクロプラスチックと思われる糸くずのかたまりがいくつかネットの中に出てきます。もちろん、洗濯機の糸くずフィルターもあるのですが、それよりもずっと目が細かいです。ネットの中にある糸くずがマイクロプラスチックだった場合、日本中でものすごい量のマイクロプラスチックが流出していることが目に見えてわかり、少し怖い気持ちになりました。

化成繊維の服を減らすことも重要なアクション

私自身、アウトドアウェアが好きなので、なかなか化成繊維から逃れられないのですが、新しく服を買うときには素材に意識を向けるようにしています。化成繊維はマイクロプラスチックの原因になることから、新しく買う服はできるだけ天然繊維のものにするようにしています。綿や麻など、着心地の良いものばかり。天然繊維の心地よさを知ると、化成繊維の服が直接肌に触れるのはあまり好きではなくなりました。化成繊維の服は着ているだけでもマイクロプラスチックを放出しているという情報もあり、自分自身や家族の健康を考えると、化成繊維を減らすこともメリットが大きいアクションです。

小さなことだけど、一人ひとりのアクションが社会を動かす

このアクションは、本当に小さなアクションですが、日々行われる洗濯を少し見直すだけで、大きな影響をもたらします。なかなか効果が目に見えないので、続けるのが億劫になるかもしれません。でもあなたの小さなアクションは決して無力ではなく、未来につながっています!

なかあづさ(暮らしの目からウロコ)
里山のログハウスに住むリモートワーカー。
不定期にてエコな暮らしを楽しむオンラインイベントやワークショップを開催しています♪
Twitter→https://twitter.com/Mt_Azusa157

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