8月に読んだマンガ
皆様は「あ、このマンガ面白そうだな、読んでみたいな」と思ったとき、どうやってアクセスしているだろう? 新刊本を躊躇なく買えるだけの財力と本棚の残スペースがある方は問題ない(近頃は電子書籍って媒体もあるので本棚は関係ないかもしれない)。
ぜひ買って作家さんにお金を落とそう。
そこまでお財布に余力のない人は中古本を買う。もちろん作家さんには一銭も入らないが、例えば長く続いている作品の序盤を古本屋で買い、気になる続きを新品で買えば、作家さんにとってもそう悪い話ではない。
しかし古本屋も最近は不況なのか、そこまで安くない。100円なのは相当時間の経った作品だけ。比較的新しいものだと、半額ならかなりいいほうで、ひどいときは数十円の割引に留まる。こうなると、どこかポイントを多めに付けてくれる本屋やアマゾンで新品を買ったほうがお得になることさえある。
自分がよく使うのはレンタルである。
近くの店では1週間借りて1冊70円。前は50円くらいだったから、値上がりはしているけれど、まぁ悪くない。新しい作品もほぼ借りられる(誰かが借りていなければ)。新品1冊の値段で7-10冊くらい借りられるから、借りてみて口に合わなくても、別に損した気分にはならない。面白いと思ったら買えばよろしい。
試し読みと本気読みの中間くらいのスタンスで読めるので、よく利用させてもらっている。
さて、2020年8月に読んだマンガ――
ぐらんぶる
見ていなかったアニメを見たのです。タイトルは知っていた。何かすごくアホな話だってのも知っていた。でも見る機会に恵まれなかった。それをふと見たのです。夏だし。
何これ、めっちゃおもろいやん――
お料理しながら延々と流し見してしまった。ケバ子だっけ? 阿澄佳奈さんの声のキャラ。最高。
アニメは5巻か6巻までのエピソードしか作られていない。今レンタルでその先を少しずつ読んでいる。既刊15巻。楽しみだ。
ちょうど実写映画が公開中らしい。
からかい上手の高木さん
古本屋で8巻まで安く買えたので読んでみた。
アニメは少し見たのだけど、何だかちょっと苦手で、原作も避けていたところがある。理由はよく分からないけど……テンポ感、だろうか?
で、ようやく読んだ原作。なかなか面白く読めた。あーこういう話だったのねって感じ。マンガだと自分でテンポをある程度調節できて、アニメで苦手だった間の取り方とかが補正されたせいかもしれない。
とてもよく出来た連作ショートショートです。
呪術廻戦
ジャンプのバトルものとか久しぶりに読む。ドラゴンボールや、今度リニューアルアニメが始まるダイの大冒険などは好きで持ってたけど、かなり早い時期にジャンプは離脱してしまった。
当然だけど、ジャンプはいい意味でも悪い意味でも「お子さま向け感」が強い。料理で言うと唐揚げやハンバーグみたいな。いや、唐揚げもハンバーグも好きだけど、好きな料理を挙げろと言われたら煮物やお魚かなっていう……
さて呪術廻戦ですが、現行のジャンプでは人気作って聞いたのと、まだ10巻くらいまでしか出てないらしいので手に取りやすいかと思って。
面白いけど、ジャンプだねって感じもする。もう少し読んでみる。
カッコウの許嫁
ヤンキー君とメガネちゃん、山田くんと7人の魔女の吉河美希先生の新作。もともと絵が好きな作家さんなので手に取った次第。
出生時にお互い取り違えられた2人が、16年後に親の命で結婚相手にさせられる、とかいうシチュエーションラブコメ(?)。
現時点で2巻までしか出ていない。これからに期待。
北北西に曇と往け
あーこれは面白い面白い。いいよこれ。
少し古風な漫画ベースの絵柄で、特に話らしい話のない序盤は「これ何の話なん?」って感じなんだけど、3巻でぐっとミステリー感が出てきて面白い。既刊4巻。どう続いていくんだろう?
あとはとにかくリリヤちゃんがかわいい。