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【おすすめ見所】さらりと巡る東京の重要文化財建造物④ ~住宅編~

いつもお読み頂きありがとうございます!

さて、本日も都内の重要文化財建造物シリーズを書きます。一旦は今日が最終回のつもりです。思いつけばまた書くかもしれませんが。

本日は住宅編です。一部、昨日のサイクリング時に撮った写真も使います!
*都内の重要文化財、寺社仏閣編公共施設編商業施設編も是非ご覧ください。

自転車旅行以外で私が訪れた場所の見所を都道府県、地域等に分けて紹介しています。是非お楽しみください。
マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら

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今回の舞台(東京都)

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旧岩崎家住宅

まずは、三菱財閥の創業者、岩崎弥太郎がその土地を購入し、財閥3代目の岩崎久弥が建てたという旧岩崎家住宅です。1986年竣工で、場所は上野公園の近くです。(写真:旧岩崎家住宅洋館正面)【2017年】

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住宅編というからには、小粒な建物かと思った皆様、侮るなかれ。住宅といっても重要文化財になるくらいなので基本的にはみんな大豪邸です。

この旧岩崎邸は「超」が付くほどの大豪邸といっていいでしょう。なんたって三菱財閥の御曹司が作った邸宅ですから。

洋館のバルコニー側ですね。庭もめちゃ広いしBBQしたいなぁ(絶対にできない!)。(写真:旧岩崎家住宅洋館南側)【2011年】

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洋館に連結して和館もあります。もちろん重文です。(写真:旧岩崎家住宅和館)【2017年】

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こちら現在は都立公園となっており、見学もできます。内部は撮影禁止で、写真は持ち合わせておりません。

でも、内部も是非見学してみてほしいです。きれいな壁紙・装飾だった記憶があります。

と思ってたら、なんとストリートビューで内部をぐるりと巡れるらしいぞ!これは凄い!(ストリートビュー:旧岩崎家住宅洋館内部)

旧朝霞宮邸

旧岩崎家住宅は「超」が付く大豪邸ですが、旧朝霞宮邸は「超絶」が付く大豪邸かもしれません。

なんといっても名前の通り、宮家(皇族)の邸宅でした。場所も白金台です。何とも高貴。

1933年竣工で、迎賓館等への利用を経て、現在は東京都庭園美術館になっています。(写真:旧朝霞宮邸本館)【2018年】

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なんといってもモダンな装いでかっこいいんですよね~。

アール・デコという様式で、当時の最先端のデザイン住宅って感じでしょうか。現代の我々から見てもカッコいいって凄いです。

随所にあるデザインもかわいいんですよね~。もちろん美術館としてもかなり楽しめます。(写真:旧朝霞宮邸本館内部)【2018年】

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庭園美術館というだけあって、お庭もマジで最高です。ピクニック感覚で終日楽しめます。(写真:旧朝霞宮邸庭園)【2018年】

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お庭側から見る旧朝霞宮邸も超スタイリッシュ。

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あ~、俺も皇族になりてぇなぁ(???)。

はい、そしてこちらもなんと内部のストリートビューありました!(ストリートビュー:旧朝霞宮邸内部)

旧朝倉家住宅

さて、少しレベルを下げましょう。「普通」の大豪邸くらいを見に行きましょう。場所は代官山。蔦屋書店のすぐ近くです。

東京府会議長や渋谷区会議長を歴任した朝倉さんという方が建てたお宅です。1919年年の建造です。(写真:旧朝倉家住宅)【2018年】

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スタンダードに和な邸宅ですよね。何だかホッとします。中も見学可能です。(写真:旧朝倉家住宅内部)【2018年】

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はい、もうメチャメチャ落ち着きます。この縁側で是非時間をたっぷり消費してほしいです。お庭も広大でスーパーリフレッシュできます。

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お庭から見た旧朝倉家住宅です。

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いやぁ~、やっぱ自分はこっち(和)派だよと思えてきます。

旧渋沢家飛鳥山邸

昨日のサイクリングで撮影してきた重文建造物です。場所は王子の飛鳥山公園で、来年の大河ドラマに決定している渋沢栄一の邸宅です。明治〜大正の代表する官僚・実業家で、新一万円札となるあのお方です。

こちらは、書庫として使われていた青淵文庫です。モダンですね。(写真:旧渋沢家飛鳥山邸青淵文庫)

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いつもは内部も公開されているものの、コロナ禍の影響で見学は停止中らしいです(残念)。

ステンドグラスが素敵です。TBS「マツコの知らない世界」で「肉眼で観て欲しいステンドグラストップ3」の第1位だったそうです。(写真:旧渋沢家飛鳥山邸青淵文庫のステンドグラス)

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しかし、ステンドグラスは中から見るのが美しいのです。折角なので引用します。

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引用:https://kyukon-stained-glass.net/gallery/seienbunko/

ため息ものですね。生で見たかったなぁ~。

お隣には、洋風茶室として使われてた晩香廬という建物もあり、そこも重文。しかし、現在工事中でこちらは遠目からしか見れず。(写真:旧渋沢家飛鳥山邸晩香廬)

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文化財建造物って、すぐに修復とか入って長期間見れなくなっちゃうから一期一会なんですよねぇ~。まぁ、ここは近いので、また来ます。

せめてもの思いでストリートビュー貼っておきます。こちらは外観のみです。(ストリートビュー:旧渋沢家飛鳥山邸晩香廬)

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住宅の重要文化財って、現役で人が住んでいたりして、公開されていない場合も結構あるので事前に調べておく必要があるので注意です。

今日紹介した物件は全て平常運転であれば見学可能なはずです。

以上、都内の重要文化財建造物をさらりと紹介してきました。自分も全部巡れているわけではないので、引き続き探索しに出掛けたいと思います。

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:旧朝倉家住宅(東京)【2018年】

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