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私の転職物語・後編

さて、昨日のnoteに引き続き、私の転職経験について書きたいと思います。

前編では私の転職活動について書きました。本日(後編)は転職後の状況について取り上げます。

* * *

何はともあれ、日系のコンサルティングファームに転職した私。

私の部門は、公共系の顧客を担当しており、主に中央省庁の調査事業(政策調査/政策提言等)を受託しています。どちらかというとシンクタンク的な機能と言ったほうが分かり易いかもしれません。

さて、私の転職時の不安は、とにかく自分のスキルが他の会社でも通用するのか。。

順を追って話を進めます。

いざ、転職して

まず、転職後の様子をその時々のツイートで振り返ってみようと思います。

入社当初のツイート。

最初は呑気なもんでした。

そして、異業種に来たのだなと思わせられる研修の日々。

あとは、初の海外出張(2週間)がなぜかのエジプト。。

専門的な国際会議(英語)にぶち込まれて、冷や汗タラタラで対応してました。

ちなみに、年棒制、裁量労働制等、社内制度の違いに色々と戸惑いも。

※この時も1ヶ月半、再びのエジプト出張に行った後でした。

その他、社内カルチャーの面で新鮮な驚きはたくさんありました。ただ、その辺りは時間の経過とともに次第に慣れてくるといった感じ。

通用した面と通用しなかった面

業界を変えたということで、スキル面で1から学びなおさなくてはならないことがたくさんありました。

資料のまとめ方、プロジェクトの進め方、思考法、等々。

1番辛かったのは、日本語の書き方。

あまり前の会社をどうこうと言うつもりはないものの、前会社では、メール文面やオフィス系の資料等で曖昧な日本語を用いても、とりあえず伝ればOK、どうしても伝わらなければ電話で、もしくは訪問で直接説明する、との文化があったように思います(営業ですし、結果オーライ、スピード重視って感じでした)。

しかし、コンサル会社では、作成する資料は納品物にあたります。その資料を顧客が読み込むだけで全て理解出来るというクオリティにまでしなくてはなりません。

そこへのこだわりは、今の会社はやはりレベルが違いました。

資料をロジカルな構成にするとか、見た目の美しさ、分かり易さ、といった点はもちろんのこと、そもそもに正しい日本語を使えているか、という点にまず突っ込みが入ります。

主語述語の使い方、一文一文は簡潔か、表記の揺れ、てにをは、等々。30代にして、自分が作成した議事録にプロジェクトリーダーから大量の赤修正が入ってよく返ってきていました。毎回ゾッとしたものです。

※ちなみに、このnoteは趣味の範囲ですので、日本語の使い方は大目に見てください笑

周りも優秀な人ばかりで、ついていくのがやっと。よく脳みそがパンクしてたのを思い出します。

一方で、前の仕事で培ったスキルが大いに役立った面もありました。

調整ごとや顧客とのやり取りにおいては営業時代の経験が、アイデア出しや提案等の検討においては事業企画時代の経験がそれぞれ役に立ったと思います。

前の会社で培ったことが無駄ではなかったことに、ホッと安心したことを憶えています。

結局、今どうなっているかというと。。

さて、結論としては、

当初は、自分のスキルが通用する面もあったし、しなかった面もあった。しかし、通用しなかった面も今となっては改善・成長が出来た。

まぁ、何とかやってます!

といったところでしょうか。

とにかく、自分の成長にはつながったので、転職して良かったと思っています。

最近、こんなことがありました。

一応、偉そうなことは言えるようにはなりました。

とは言いつつも、日々勉強、勉強。引き続き、頑張りたいと思います!

* * *

自分の仕事の捉え方を真面目に書いたnoteは初めてだったかもしれません。

その時々のキャリアに対する考え方も移り変わっていきますから、たまにnoteとして残しておくと後々役に立ちそうです。

また、気が向いたら書きます。

それでは!

カバー写真:文京菊まつり(東京)【2017年】

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 他のnoteも是非読んでいただければ嬉しいです。