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頑張ってもすぐに返ってこないくせにサボるとそれ以上に返ってくる


2024年2月10日に1年間の活動報告をしました。
下妻市立図書館の大ホールで、多くの聴衆を前に講演。

名前が呼ばれてパソコンを開いて準備する間の緊張感…
全員の視線を強く感じるあの瞬間思を思い出すと今でも緊張します(笑)

実際に使ったスライドを基に記憶を辿っていこうと思います。

自己紹介

まずは知ってもらうところから

この日の個人的なテーマは私を知ってもらうことでした。
下妻市の羽生弓弦として覚えてくださいと恥をさらしました(笑)

・船津優也
 以下で自己紹介させていただきましたので、お時間許すならばご覧ください!

・根無し草
 父親が転勤族で多くの引っ越しを経験しました。親から聞いている経験と合わせると大阪、神奈川、東京、京都、愛媛に住んだことがあります。大阪・東京内で複数回の引っ越しもしています。
こんな経験から住む場所を変えることに全くの抵抗がありません。
だからこそ農業のために茨城へ移住を決められました。

・天邪鬼
 小学生くらいから、私の行動の動機は「人と同じは嫌」でした。人と違うことに価値を感じ、皆が選ぶ選択肢じゃない方を選んでみたり、大方が上手くいかないと思うことに挑戦してみたりとひねくれものです。それは今でも変わらずです。

・羽生弓弦
 芸能人に似ていると言われることが少なくないのですが、最も気に入っているのが羽生弓弦選手です。
なぜかって??
それはちょうどいいからです(笑)
ちょうどいいの中身は察していただけたらと思います。

私のミッション

地域おこし協力隊として達成すべき使命は、梨の農家として独立することです。

下妻市では2024年8月現在、5名が地域おこし協力隊として活動しています。そのうち2名が梨です。

梨農家独立をミッションとする協力隊は私が第1号。私が成功し、広告塔になれるかどうか。これが下妻市へ新たな人材を呼び込めるかに関わってきます。

産地、市役所から「必ず成功してください」と念押しされて言われているわけではありませんが、大きなプレッシャーを感じています。

活動実績

地域おこし協力隊としての研修は週4日。その他は研修先からアルバイト代をいただき、研修しています。

始めた最初はどうも辛くて「向いてないかも」と弱気になるときもありました。今でこそそんなことは全く思いませんが(笑)
夏は7:45~18:30(収穫期除く)、冬は7:45~17:00
上記に記しましたが、かっちりと決まっているわけではありません。特に冬は暗くなるのが早いので太陽に合わせて作業しています。農業のいいところはある意味強制的に作業ができなくなることかもしれません。

梨の一年

春に花が咲いて、初夏に実がついて、それを摘果して、収穫して、来年の準備を進めて、剪定して…を繰り返します。
夏(収穫だけ)忙しい仕事だと思われがちですが、管理作業の方が忙しいです。日々、時間に追われています。

梨を一年通して感じたことは、

「やってもすぐには返ってこない。でもサボったらサボった以上に返ってくる」

お金も時間も、そして自分の労働も「投資」と割り切ることが大切。
素早く正確に、そして手を抜かずにやることが安定経営への秘訣だと強く感じました。1年1作。失敗は許されません。

独立に必要なこと

最も身に着けるべき栽培技術は作業スピードです。
はっきり言って、これが備わっていない状態で独立するのは無謀だと私は思います。
農業は経営指標というものが存在しますが、あの数字はプロが基準。計算を立てて経営するに当たって、一人当たりの面積がこなせないのであれば稼げないこと間違いありません。
それが身についた上で、観察力を磨き、栽培技術を学ぶことが効率的な学び方だと考えます。
裏技はありません。圧倒的な量をこなす🔥

ハード面は書いてある通りです。
こういうのは人を頼ってやるしかない。

散歩仲間のつてを通じて、自宅兼事務所になる大きな敷地の家を確保し、購入できました☺
2024年10月には引っ越す予定です。

その他活動報告

梨や柿を自分で販売してみたり、SNSに力を入れてみたり、はたまた梨とは関係ない他地域の協力隊と共同インスタグラムを始めてみたりと活動にいそしんでいます。

今後の目標

2025年秋の独立を想定しています。
上記は最低限の目標。
あとは人の使い方も学び、大規模経営を目指します。

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