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MSW どうやって学び続けているの?

今回の記事は、医療ソーシャルワーカーになりたての方や
1〜3年目の方、
また少人数職場のMSWの方向けです^_^
参考になればうれしいです!


全国医療ソーシャルワーカー協会の基幹研修

全国協会の基幹研修Ⅰの参加がまずはおすすめです。
入職3年目までの方が対象となります。

MSWとして必要な知識や、疾患理解、
倫理価値の土台から、アセスメント理論まで。。。

遥か昔は、対面での研修でしたが、
今はZOOMでのオンライン研修となっています。

今でも、この時の研修資料を見返します。
特に実習指導で参照しています。
MSWとしての大切な基礎になることを
学べる場です。

自身のキャリアラダーに応じて
基幹研修Ⅱ〜Ⅲもあります。
領域別の研修や、SV研修などもあります。

私は、受けそびれた基幹研修Ⅱをそろそろ受講したいと検討中です。

都道府県単位のMSW協会の研修

お住まいの都道府県単位のMSW協会の研修への参加も
定期的にしてきました。
コロナにより、オンライン研修の整備が進んだことで、
遠方の都道府県のMSW協会の参加もできるようになりました。

個人的には、岩手県MSW協会や、北海道MSW協会の研修が
定期的に開催されており、学ぶ機会として参加しています。

対面で参加できる研修会にはできるだけ、
対面で参加することをおすすめします。
なぜかというと、同じ時期に入職した仲間を作ることが
非常に大切だと実感しているからです。

私自身、入職当時、MSW2人体制の職場だったので、
他病院の同年代の仲間の存在が、とても心強くありました。

学ぶことも大切ですが、学び合える仲間を作ることはもっと大切です。
ぜひ、対面開催の研修会に足を運びましょう!


他職種の主催の研修会や、学会等が開催している研修会

地域連携分野の研修会や、
今自分が所属している病棟の診療科に関係する研修会への
参加もおすすめです。
小さなところで言えば、病棟看護師さん達が主催している
研修会も、ぜひ参加してみましょう!
よほどダメと言われないはず。。。

私も、時間に余裕があれば、
病棟主催の疾患理解や、抗がん剤利用などの研修会に参加しています。
多職種のつながりができるのも嬉しいポイントです。

なかなか、言い出しにくい時は、
ぜひ上司や先輩に相談し、そこから掛け合ってもらいましょう!


レジリエンスを鍛えるための時間をもとう

少し前に話題となった「レジリエンス」

困難をしなやかに乗り越え回復する力 レジリエンス(resilience)とは、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される言葉で、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」

NECソリューションイノベーター

MSWに、非常に必要な力だと思っています。
だからこそ、新人の方には、
レジリエンスを鍛えるという意識を持ってほしいと願います。

どう鍛えるのか。
私は、うまくいかなかったときや、落ち込んだケースがあったときに
必ず俯瞰的に、ケースの振り返りをしています。

リフレクションジャーナルと呼ばれる症例レポートに
困難に感じたこと、驚いたことを書き出し、
そして、それに対して今どう思っているか
今後同様のことが起こったしにどう対応するかといったことをまとめています。

それを積み重ねることで、
徐々に自分に経験が溜まってきていることが時間できます。

困難と思うか思わないかは、自分次第であることも多いです。
振り返りを行うと、今となってはそれほど困難ではなかったのでは、
と思うこともしばしば。

ケースをやりっぱなしにせず、
1週間に1症例だけでもリフレクションジャーナルをつけてみましょう。

そのまとめたものを先輩や上司の方と話し合える場があると
さらに、良いかなと思います。

他には、心の持ち方、ありようを書いてくれている本に出会うのも良いかなと思います。
個人的には、「松浦弥太郎」さんが心のバイブル
しんどくなった時に、読んで、気持ちを落ち着けています。

自己効力感を高めるにはどうしたら良いか
自分の思考パターンはどうなのか
この2点も重要な課題ですね。

さいごに

今回は、MSWとしての自己研鑽について書いてみました。
「こんなことで困っている」
「私の場合はどうしたらいいのか」といった悩みがある方は、
ぜひコメントで教えてください!

全国協会の研修などはなかなかハードルが高い場合には、
ぜひ都道府県単位のMSW協会の研修会に参加していきましょう!


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