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【エッセイ】流行りという枠の外でこだわりたい

 誰しもこだわりはあるものだと思っています。
わざわざ人にいうほどでもないことや、無意識にしていること。
言語化はしていないけど心の中で自然と幸福を感じていること。
そうやって人は楽しみを見出している気がします。

 こだわりにも種類があって
①ゼロから創造して作り出す人(職人)
②既存のものを揃えるコレクション的な物(コレクター)
③流行りのものを軸に自分なりのスタイルにして行く人(トレンド)
などがあると思います。
 
 ほとんどの人は③で、流行りに左右されてしまってる気がします。
(それが良いとか悪いとかではなく)

 色々理由はあって、
この現代社会においてあまりにも情報が多すぎてほんとうに自分が好きなものがわからなかったり埋もれてしまったりしている気がします。

 そして流行りというのが絶対的な正義(マジョリティ)になっていると思います。
情報が多すぎたり流行りがすぐに変わったりすると正常な判断ができなくなりどうしても流されてしまうのだろう。

 ファッションで言うとファストファッションなどは当たり前だがトレンド意識が高く一昔前の服などは基本的に置いていない。
自分の中ではその一昔前の服が好きでも店舗にはもう消えているしトレンドの服が目立って陳列しているとそっちに目がいってしまい、自分の好きなスタイルを忘れてしまう。
そして一昔前のトレンドの服を着飾っていると周りから
「古いなぁ、」
「ダサいなぁ、」
と思うわれてしまうと自分の中で本能的に思ってしまう。
そもそも古い=ダサいというのも違うとは思うが、
大半の人がそう思う(マジョリティ)のが正義な世の中なのでこの式は正解なのだろう。
そういう人間の心理があると思うので企業もトレンドを意識した商品がは発売される。
トレンドのものはたくさんの人が買ってくれる見込みがあるので大量生産され安く販売される。
 
 顧客はスマホ(SNS)やTV(ワイドショー、CM)などで見たものを店舗などで見つけると、
欲しい(前からほしかったやつ)→購入
ではなく
見たことある→安い(大量生産)→買ってみよう(本当に必要かはわからないが安いしとりあえず)→購入
と言う流れが生まれてしまっています。
経済的にはこれで良いのですがこだわりとは程遠い買い物ですよね。
でも大型ショッピングモールとかに行くとその場の勢いやテンションで買って一ヶ月もしない内になんで買ってしまったんだろうと後悔する事は僕自身よくあります。
これはSNSとかと同じでいろんなジャンルのものが一気に目に入ると判断能力が鈍ってしまうからだと思います。
 
 僕は割とこだわりを持っている方だと思うのですが、③の人間だなと思いながらnoteを書いています。
 
こだわりを持つ男はかっこいいなと思っているのですが、どうしてもSNSや広告などの影響で自分のこだわりからブレた物を買いがちだったり、周りの目を気にしたアイテム、服などを揃えたりしがちです。
 
 この現代社会を幸福に、自分らしく生きるためには
今一度自分のこだわり、人生の目的を常に見直すことが大切だと感じました。













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