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鬱における重要な栄養素

鬱には明確な定義はなく、少し落ち込んだ時に精神科に行ったら鬱と診断されて、今まではメンヘラ気味くらいに思っていたものがそれを自覚することによって、 症状が悪化することが多くあります。
生理前のPMSやパニック障害、摂食障害、不眠症や鬱、統合失調症と非常に近い ものと言われています。
鬱などの症状は隠れて持っている人が多く、真面目で良い人、ストイックな人に 症状を出す人が多くみられます。


①必要な栄養素
ビタミンD
鬱や統合失調症の人はセロトニンの分泌量が少ないと言われていて、ビタミンDの摂取量が少ない人、あるいはビタミンDを投与・摂取量を増やすことによって明らかな症状の改善が見られたという研究結果がある。(鬱・統合失調症)


②不足している方
圧倒的にビタミンDの血中濃度が低い人。
または、アルコールを多く摂取する人(中毒の方、依存しがちな方)+甘いものを多く摂取する人は不足しがちになります。

・アルツハイマー
アルツハイマーの方はビタミンDの血中濃度が低い傾向にあります。
糖化反応に依存し、日焼けなどに通っているとアルツハイマーなどにつながる可能性がある。
焦げたものを食べる、電子レンジばかり使うこともリスクを高める原因となる。

③脳との相関関係
脳の神経細胞・グリア細胞・海馬・視床下部
これらはビタミンDの受容体を持ち、ビタミンDの摂取を脳で受け取っている。

④幼少期との相関関係
幼少期・乳児期におけるビタミンDの摂取量と将来的な統合失調症の数が反比例 すると言われている。
ビタミンDの摂取量が少なければ統合失調症の人が増えると言われていて、赤ちゃんのアトピーはお母さんの亜鉛不足が影響するとも言われている。
母体の栄養状況は乳幼児期においては特にビタミンDの量が将来の統合失調症の発症に関わるのではないかと言われている。
本来なら乳幼児期の前、胎児を抱える妊娠をしている期間、その前からその栄養状況を作っていることが理想的である。

⑤活性化の条件
コラーゲン・紫外線
コラーゲンが体内で代謝されたものが紫外線を浴びることでプロビタミンD  (体内でビタミンDに変わるもの)これが代謝過程において活性化されて体の中で①~⑤のような機能をする。

メインの働き
ビタミンDのメインの働きは骨を強くする・セロトニンの元になることである。

⑥代謝時に必要な栄養素
マグネシウム

プロビタミンDが実際にビタミンDに変わって体の中で働く際にマグネシウムが必要とされる。
マグネシウムはセロトニンとの依存があるのでマグネシウムがないとセロトニンは作られない。
体の中でカルシウムとの比率を保つ重要なファクターになる。
非常に多くの酸素のもとになり補酵素になり、今回のような代謝において非常に重要である。

⑦おすすめの食材
大豆・ゴマ・玄米

注意点

サプリメントに依存することなく、なるべく食品から摂取するようにしましょう。


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